30代女子の詰め込みすぎ旅行記録

マニアックな旅行好きの、ハードめな旅程記録ブログです。

フェリーさんふらわあに乗りたいだけの大塚国際美術館とかの0泊3日旅行プラン(大分→神戸)

今、神戸ー大分・大阪ー志布志(鹿児島県)を結ぶフェリー「さんふらわあ」が、

すっごい素敵な格安イベントをしているんです。

 

【WEB予約限定】商船三井さんふらわあ合併記念キャンペーン「さんふらわあ漫遊たび」

 

 

あ、上の画像は全然関係ない、中国杭州ポロロッカ的な川の大逆流を見に行った時の写真です。

なんか船っぽい画像を頭に載せたいな、とスマホの中の画像検索で「船」って入れたら出てきたので載せてみました(笑)

 

 

完全に脱線しましたが、

そう、どのくらい安いかというと、

 

【 通常料金 】

(乗船料はweb割適用、時期によって値段が上下するので~表記にしてます)

・神戸(六甲アイランド)港ー大分港

 12340~14240円(乗船料) + 1800円(夕食バイキング代) + 700円(朝食バイキング代)

 =14840~16740円

・大阪港ー志布志港

 15720~17620円(乗船料) + 1800円(夕食バイキング代) + 750円(朝食バイキング代)

 =18270~20170円

 

が、

なんと、

神戸ー大分は10000円、大阪ー志布志14000円なんです!!!

すごくないですか?

安い時期の運賃でみても、約4000~5000円はお得。。

この料金でシングルの寝室付きですよ。

(注:カプセルホテルよりはいいかな?な寝室です。この格安プランにプラス3000円とかでもっといい部屋にグレードアップもできます。)

 

しかも、

夜乗り込んで、のんびりバイキング食べて、外に出て瀬戸内海や橋を眺めながら星を見たりしてのんびりして、寝て、起きてのんびり朝食バイキング食べたら着いてるという。

 

こんなにのんびりしまくりなのに、弾丸に向いてるんです。

 

早朝に着くので丸一日完全に現地で使えますし、

早朝着だからこそ港からさらに2~3時間かかるような地域に移動してもお目当ての博物館とかの開館に間に合う!

弾丸向き!

 

・・・興奮してジャパ〇ットみたいな口調になってしまいました。

決して夢〇ループの方ではありません。夢〇ループの安売りっぷり、すごいですよね。

 

ちなみに私はフェリー苦手です。

(画像はシドニーに行った時の乗ったフェリーから見たオペラハウス)

 

九州から四国の親戚の家に行くことがよくあって年2~4回くらい乗ります。

何が苦手かというと、まず、あまりにも騒がしく、そして荒んでいるから(笑)

そしてたまに揺れがヤバい時がある。

今から降りた先で観光するのに、フェリーに乗ってる間に精魂尽き果てる時があるから苦手です。

 

家族で帰省やお出かけの時に車ごと乗るパターンが多いから、個室なしの乗船券+車載代のみで利用する家族連れが多いんですね。

かつ連休とかだと椅子が足りなくなって、そういう時ってもう、家族優先な雰囲気になるじゃないですか。

そういう日の私は椅子をご家族にお譲りしてたちっぱです。

 

一回、座ってたらとなりに子供が一人座ってきて、私がトイレに行った隙にご家族に占領されていた時がありました。絶対狙われてましたね(笑)

結構親ごさんも走り回り泣き叫ぶ子供相手で荒んでますし、座りたい気持ちもわかるんですけども。

 

大音量でゲームする子、走り回って人にぶつかりまくる子、食べ散らかしてるおじさんおばさん、狭い通路は我先に突進してくるすごい形相の親(決して彼らは離合しないのです)

とはいえ、すごくちゃんとしてる子や丁寧な親御さんもいっぱいいるんです。何組か荒れてる家族がいるとそれだけで目立っちゃいますよね。

 

それが、この「さんふらわあ」では大丈夫!

なぜなら全員に寝台があるからです。

座る前提の一般フェリーで1人あたりに必要とされる空間はたいしてありません。だからみっちみちでもいいのです。

が、さんふらわあはクルーズ船。船内がみっちみちになることがない、十分な余裕があるフェリー旅ができます。

基本料金だとシングル寝台がもれなく付いているので、疲れた時は自分の寝台に帰ればいいですし、

完全な個室が欲しければ、たったのプラス3000円くらいで追加できます

 

 

 

だからこそ、弾丸におすすめしたい!

着いたときにフルパワーの状態でいられるのでハードな旅程もなんのその、しかも帰りものんびりさんふらわあですから。

 

例えばどんな弾丸が可能か、いくつかプランを作ってみました。

 

 

 

 

 

・神戸着パターン

 金・土曜  7:55 神戸(六甲アイランド)港着

 日~木曜  6:40 神戸(六甲アイランド)港着

 

 ① 神戸市内や六甲山めぐりプラン

 今、ちょうど六甲山でアートイベントをしてますよね。

 もうすぐ紅葉の時期でもありますし、六甲山、すごくいいと思います。

 これは単純に六甲アイランド港着後に神戸周辺観光するパターンです。六甲山のあれこれは営業時間を記載しているサイトがあるので、そこを参考にされるといいと思います。

 

営業時間 | 神戸・六甲山 公式おでかけサイト

 

 ちなみに、六甲山ケーブルカーは朝7:10からやっている(時期によって開始時間が違うかも?)ので、港着後にすぐ六甲山に向かっても問題ありません。

 

 帰りの便は同じく六甲アイランド港に、

 金・土曜  19:50 神戸(六甲アイランド)港発

 日~木曜  19:00 神戸(六甲アイランド)港発

 なので、神戸で12時間近くは過ごせますね。

 

 余裕を見ておくと、

 到着時間から実際の下船まで30分近くかかる可能性があるのと、

 発船の60分前までにターミナルに来るのが推奨されていますので、

 それを考慮すると観光は実質10時間強かなというところ。

 が、乗船時はぎりぎりで30分前までなら乗せてあげるかも?という雰囲気のことが公式サイトに書いてあります(笑)

 

 

 

 ② 大塚国際美術館訪問プラン

 こちらは、海峡を渡って淡路島を通りぬけ、四国徳島へ行くちょっと遠距離パターンです。

 徳島って関西圏付近外からだとなかなかたどり着くのに時間がかかりますよね。  

 東日本からだと伊丹からバス移動?、西日本からだと新幹線で岡山まで行って電車で香川経由?、とか。

 行きたいけど移動で往復一日つぶれちゃうので悩みます。

 私が以前行ったときは、大分からフェリーで四国愛媛にわたって、車で四国を横断して徳島に行きました。途中香川で1泊してうどんを食べ、帰りも高知で1泊して牧野植物園によって、ぎゅうぎゅう日程の2泊3日です。

 

 今回のさんふらわあだと、

 金曜の夜に大分を出て土曜の夜に神戸を出る日程でこんなプランになります。

 

 8:10 フェリーさんふらわあのりば

  ↓  (港フェリー連絡バス) 230円

 8:25 御影駅阪神電鉄

 8:35 御影(阪神電鉄

  ↓ (阪神本線)200円

 8:44 元町(阪神電鉄

  ・・・乗り換え

 8:52 元町(JR)

  ↓ (JR神戸線)320円

 9:11 舞子(JR)

  ・・・乗り換え

 9:20 高速舞子(高速バス)

  ↓ (高速バス:阿波エクスプレス)2550円

 10:06 鳴門公園口

  ・・・徒歩10分弱で大塚国際美術館

 

 大塚国際美術館

   ・webチケット 3160円(当日でも買えます。窓口で買う当日券は3300円)

   ・開館時間 9:30~17:00

   ・見学時間 4時間、ゆっくり見ると平均5時間

 

 16:22 大塚国際美術館

  ↓ (高速バス:阿波エクスプレス)2550円

 17:15 高速舞子(高速バス)

  ・・・乗り換え

 17:24 舞子(JR)

  ↓ (JR神戸線)410円

 17:57 住吉(JR)

  ・・・乗り換え

 18:10 JR住吉

  ↓ (港フェリー連絡バス)230円

 18:30 フェリーさんふらわあのりば

 19:50 さんふらわあ出港

 

 大塚国際美術館の滞在時間は6時間以上。のんびり回って、ランチを食べても余裕。なんならちょっと足を延ばして鳴門の公園にも行けますし、鳴門公園の鯛めしもおいしくてお勧めです。

 そして、さんふらわあの出港80分前には港についてますので、超余裕でお土産も見られると思います。

 

 大塚国際美術館を早く見終えたら、数本前のバスで神戸に帰って神戸観光してもいいですし、それなりに余裕があるかなと。

 唯一心配な点は、神戸港から神戸市内に向かうときに使うフェリー連絡バス。

 公式の時刻表に合わせてプランを組んでいますが、おそらく下船時間が想定よりかかったり、道路が混んでいたりするともっと駅への到着時間が遅くなると思います。そうすると大塚国際美術館への高速バスが1本後(だいたい30分後くらい)になるかなと。

 

 とはいえ、それでもゆっくり回れると思います。

 

 

 ③ 姫路城訪問プラン

 徳島まで行けるとなると、兵庫・大阪・京都・奈良の中心部付近ならどこでも観光できるな、と思ったのですが、 

 せっかくなのでもう一つ、少し遠くで一点集中なプランを。

 国宝、姫路城に行くとどんな感じかプランを立ててみました。

 

 

 8:10 フェリーさんふらわあのりば

  ↓  (港フェリー連絡バス) 230円

 8:25 御影駅阪神電鉄

 8:35 御影(阪神電鉄

  ↓ (阪神本線)200円

 8:41 神戸三宮(阪神電鉄

  ・・・ 乗り換え

 8:54 三ノ宮(JR)

  ↓ (JR神戸線)990円

 9:34 姫路(JR)

  ・・・徒歩20分程度で姫路城入口

  もしくは

 9:40 姫路駅北口(バス)

  ↓ (神姫バス)100円

 9:43 姫路城大手門前

  

 姫路城・好古園

   ・入場料 姫路城単独1000円/姫路城・好古園共通1050円(絶対共通がいいです。50円しか違いませんし(笑))

   ・開館時間 9:00~17:00

   ・見学時間 姫路城1~2時間(天守閣に登る場合は、待ち時間ができる場合があるようです)・好古園1時間

 

かなり時間があるので、城付近で2時間+ランチ1時間したあとに、

姫路観光ナビでお勧めされていた圓教寺」にも行くと↓こんな感じ。

圓教寺にも食事処があるようなので、もっと早めに移動してそちらでランチでもいいかもしれません。

 

13:13 姫路城大手門前〈西方面〉(バス)

 ↓(神姫バス)280円

13:32 書写東坂(バス)

 ・・・徒歩25分で圓教寺 

  ※結構な登りのような。。

   近くにある山麓駅ー山上駅まで毎時00・15・45分発のロープウェイ(片道600円、往復1000円)もあるようです。こちらは片道4分とのこと。

 

 書写山圓教寺

  天台宗の、室町時代に建造された大講堂などがあり、ラストサムライのロケ地などとして有名な、「西の比叡山」とも呼ばれる寺。 

   ・入山料 500円

   ・開館時間 8:30~17:00(基本的にはこの時間ですが、変更もあるようです)

   ・見学時間 2~3時間(境内が広く、基本的に徒歩で全体をまわって3時間、健脚の人だと2時間で廻れるとか。入口から境内中腹まで結ぶ往復500円のバスもあり、バスを利用したら1時間は短縮できる様子。)

 

 16:28 書写東坂(バス)

  ↓ (神姫バス)280円

 16:51 姫路駅北口

  ・・・乗り換え

 17:11 姫路(JR)

  ↓ (JR神戸線

 17:50 三ノ宮(JR)

 17:54 三ノ宮(JR)

  ↓ (JR神戸線)1170円 ※姫路から住吉までの料金

 18:01 住吉(JR)

  ・・・ 乗り換え

 18:10 JR住吉

  ↓ (港フェリー連絡バス)230円

 18:30 フェリーさんふらわあのりば

 19:50 さんふらわあ出港

 

 

 

 姫路で6時間くらい時間がありますので

弾丸派としてはあれもこれも行きたい!と圓教寺も突っ込んでみました。

圓教寺すっごく山を歩くっぽいので、ハードそうだと思ったら行かないことをおすすめしたい(笑)

 

 行かない場合は、姫路の博物館や植物園までゆっくりのんびり見回って、行くところがなくなったら早めに神戸に帰着してお茶でもするのがいいかもなぁ・・・と思います。

 

 個人的には圓教寺はすごく行きたいですね。景色もよいみたいですし、延暦寺のうっそうとした感じが好きだったので、「西の延暦寺」も見てみたいです。多分好きな雰囲気だと思っています。

 

 

 ちなみに、姫路って確か小豆島までのフェリーがでてるよなぁ、と小豆島に行けるか調べてみたんですが、

姫路ー小豆島間のフェリーの往復回数が少なくて絶対無理でした(笑)

 

 

 

うーん。姫路も楽しそうですね。六甲山も捨てがたい(笑)

私は大塚国際美術館は行ったことがあるので、行きは「さんふらわあ」で六甲山に行って、神戸に1泊して翌日は姫路に行って、伊丹から飛行機で帰ろうかなとかも考えちゃいました。

 

とにかく、お買い得なうちに「さんふらわあ」に乗りたいですねー。