詰め込みすぎ旅行記録

マニアックな旅行好きの、ハードめな旅程記録ブログです。

ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ ーIHGホテルグループ宿泊記ー

2025年9月末、熊本のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ(長いな…)に素泊まり1泊で宿泊してきました。

今回は貯まっていたIHGのポイントで無料宿泊です。

 

 

 

 

チェックイン

JQカードというJR九州のカードを利用するとアミュプラザ熊本が5%オフな日だったので、熊本駅のスーパーで夕飯を買い、スーパーのレジ袋を引っ提げて入り口をくぐります。

 

玄関前は車でつけるようになっていますが、スタッフはいませんでした。

もし玄関前に停めて中に入ってもスタッフの方が車を回収してくれるのかは不明です。

 

中に入るとくまモンがお出迎え

ここを左に進むとフロントがあります。

 

フロントの方に歩いていくとフロントにいるスタッフの方は「?」的な顔で私を眺めています。

なおも近付くと、

「レストラン利用ですか?」とのお尋ねが。

 

『なぜだ、レストランだったら直接行くよ?』

と正直思いました。しかも私は手にスーパーのレジ袋を下げています。なぜそう思ったんだ。気になる。

「チェックイン、お願いできますか?」

と伝えると、結構驚いた顔をされました。

しかもゴールドメンバーだったのでまた驚いた顔をしていました。なんなんだ、ちょっと失礼だな(笑)

 

環境保護の観点から(確か)アメニティは最小限にしているが、必要なものがあればフロントにあります、

という話があり、カードキーを受け取りました。

 

売店が安くなるチケットももらったので売店を覗いてみることにします。

 

売店

営業時間 7時30分〜21時

私が訪問した夕方は売店無人でした。

 

おやつやカップ麺が豊富です。

仕事で泊まるようなビジネス利用者が多いのかもしれません。

 

アイスも充実。

ここまで売店の食料が充実したホテルはなかなかない気がします。

 

スタンダードツイン

ゴールドメンバーだったからか、たまたま空いていたからの優しさか、

 

無料宿泊なのに上層階の角部屋にして頂いていました。

ありがたい。それだけでホテルが好きになる魔法がかかりますね。

 

大変広いです。

作業しようと思っていたのでこのデスクの広さもありがたい。

入り口右側の扉がバスルーム兼トイレです。

 

入り口左のカーテンの内側がクロークや金庫などで、ズボンプレッサーがあるのが助かりますね。

 

景色もとてもよく、白川と熊本の街が見えます。

一人で泊まりましたが、ツインなので無料の水は2本ありました。

寄り添っている感じでなんだかかわいいなと水ボトルの写真を撮ってしまいました。

 

バスルーム

とても普通のユニットバスです。

トイレとは近め。

 

昔のホテルのユニットバスのトイレと洗面という感じ。機能としては十分です。

 

アメニティ

洗面のアメニティは歯ブラシとサニタリーバックのみ!

ここまでシンプルなのは初めてかもしれません。

確かにフロントで言ってたけど、ここまでとは…。

 

クラウンプラザといえば安眠用入浴剤があったので毎回入浴剤を買わずに来るのですが、もう安眠ホテルはやめたんでしょうか…。残念。

 

ドライヤーはnobbyです。

昔美容師さんに「nobbyは風量があってお手頃でおすすめのドライヤーですよ」と言われたのを思い出しました。

 

そういえば、今強風なレプロナイザーを使っているため、他のあらゆるドライヤーの風量が弱く感じる魔法にかかっている(nobbyしかり)のですが、唯一ダイソンだけは『風量が良い!』と思いました。

あとリファも結構風量が良かった気がします。

レプロナイザーは持ちにくいのですが、ダイソンは軽くて扱いやすかったので風量派の人はダイソンがいいかもしれません。

 

私はドライヤーでも脱線するんですね。すみません。

 

シャンプーたちはニュージーランドのコスメブランド、ANTIPODESです。

香りもナチュラル、効果もナチュラルなので本当に好きなブランドです。

敏感肌の私にとても優しい、ありがたいアメニティ・・・!

 

飲み物は充実していました。

コーヒーと紅茶とは別に、安眠シリーズ定番のミント茶やほうじ茶がありました。

 

ルームサービスは充実していて、安いです。

この景色でこの広さの部屋ならルームサービスでゆっくりも良さそうですね。

 

 

チェックアウト

チェックアウトはフロントにカードキーを返すのみ。

無料宿泊なので特に領収書もなく、あっさり。

 

この日は早朝から出かける用事があり朝7時くらいにチェックアウトしましたが、朝食会場は中国か台湾系の方ですでに賑わっていました。

朝食も食べてみたかったのですが、朝も早いし諦めました。

 

また、クラウンプラザホテル熊本〜はクラブラウンジはないものの、

上層階の良い部屋に宿泊すると、1Fにあるバーラウンジをクラブラウンジ的に利用することができます。

 

とても好きな景色のホテルで部屋も静かで良かったので、またいつか泊まりたいです。

大村湾ぐるり、針尾送信所とビーバーの散歩を見に行く日帰り旅行

 

2025年9月なかば、日帰りで大村湾を一周する、諫早干拓道路を通り、道の駅を巡り、針尾送信所を見学して、長崎バイオパークにビーバーの散歩を見に行ってきました。

 

なかなかボリュームのある良い旅行になったので、ルートの参考になれば。

 

 

 

 

長洲港からフェリーで多比良港

8時発のフェリーで多比良港へ向かいます。

長洲港のフェリーチケット売り場はなんとドライブスルー方式

 

本来はこの長い橋を渡って乗り込むようですが、改修中か何かで今回は利用できませんでした。

 

フェリー料金は、(中学生以上)一人500円。

車は5m未満で運転手一人分込みで一台2900円。や、安い!

しかも学生に優しい割引がいくつかあります。みんなで車で遠征に行く時の部活動割引とか。

 

しかし、ミニクーパーの列が気になります。イベントでもあるんでしょうか。

 

長洲港~多比良港間の乗船時間は45分です。

 

なんと、10分前までにチケットを買えば乗れる(繁忙期を除く)というとんでもないドライブスルー乗船ができます。

乗船後の駐車対応の係員さんの動きもスムーズ。

 

大分-愛媛間のフェリーは飛行機ばりに準備・待ち時間がかかりますが、こちらは普段の生活の一部な船なのもあって時間をかけない感じなのでしょうか。ありがたいです。

 

歩行者はなかなかに渋い橋で乗船していました。

 

長州港の周りの堤防では、完全漁師スタイルのご夫婦が大物釣りっぽい竿でマジな釣りをしていました。

 

有明海フェリー「きぼう」

今回乗船したのは「きぼう」。

この有明フェリーにはもう一つ、「みらい」というフェリーもあったはず。

 

つい、「未来への希望」と書かされた習字の授業を思い出しました。

望の字は画数が突然増えてめっちゃデカくなる、あるあるですね。

 

なぜなのかまったくわからないけれど、壁には下関の海響館の写真が貼られています。

有明海でも天草付近にはイルカがいるから?

 

船内にはコンパクトな売店があり、お菓子やドリンク類、お土産にホットコーヒーも売られています。

 

お弁当はなく、おにぎりやちくわは売られていました。(膝上画像で失礼します)

 

ちくわと長洲みやげの金魚もなかを購入。

長洲の特産品(といってよいのか謎ですが)は金魚です。

 

大変良い天気の中、船は出航しました。

 

遠すぎて画像では見えないですが、みをつくし的柱の上にびっしりカモメがとまっています。

 

あっという間に中間地点。

 

到着前には屋上デッキが開放され、車組もつい屋上へ上がっていきます(笑)

 

屋上には椅子もあります。到着までのほんの5分くらいしか使えませんが…

 

 

多比良港から諫早湾干拓堤防道路へ

多比良港に到着。曇天です。

 

ここから有明海諫早干拓の門跡地にできた諫早湾干拓堤防道路に向かいます!

前に島原鉄道に乗った時に行きたくなった場所です。

 

サッカーで有名な国見高校が近くにあるようですね。サッカー形の街頭が並びます。

 

有明海といえば対岸がよく見えるので海というより湖に近い気分になりますが、沿道に松の木が並ぶのを見ると海なんだなぁと思います。

 

 

諫早湾干拓堤防道路

この干拓道路は東側に高い中央分離帯(画像右の丘)があり、

西側に広がる広ーい有明海の眺めを期待して行くと残念な気分になる(かもしれない)道路でした。

 

道路の真ん中あたりには駐車場とトイレがあり、展望ポイントもあります。

 

展望ポイントというのはこの今登っている陸橋なわけですが、

 

この陸橋、すごいことになっていました。

 

…気持ち悪い系(特に虫)が苦手な人は飛ばしてください↓

 

 

 

虫がすごい。

 

そして、頑張って虫を超えてもなんともいえない景色でした。

 

広い海。たかる虫。

 

展望所から再び走り出すと、

諫早干拓問題の時にニュースでよく見たあの門が並んでいます。

 

当初干拓に反対した漁師の方々は干拓に乗り気だった漁協から締め出され、干拓のための土木工事スタッフに転職せざるを得なくなった人も多かったとか。そして、いざ干拓が始まると海に影響が出たと漁協関係から反対意見が上がり、干拓は中止になるという、当初反対した人が馬鹿を見たような結果になりましたが。

今の政治にもたまに思いますけど、利権とか商業主義って何なんでしょうね。

 

大村湾へ北上

諫早から大村に向けて道路を走っていると、ニュータウン」というざっくりした案内板が出てきました。

 

ニュータウン、「昭和に作られたニュータウン」な気配がかなりします。

私は日本全国にあるニュータウンは、

安易に「ニュー」とか「ネオ」とかをつけたら次の時代に残念ネームとして残り続ける、

という先人の教訓なのだと勝手に解釈しております。

いや、ニュータウンは昭和時代に流行った団地か開発地区の代名詞ではあるので、今となっては遺産的な意味合いが強いために残念ネームではないのかもしれませんが。

 

道の駅 長崎街道鈴田峠

さて、諫早を越えたあたりでお昼が近づき、ランチを道の駅で買えばいいのでは、と道の駅に寄ってみました。

 

ここは、シュガーロードという、長崎でヨーロッパから入手した砂糖を本州へ持って行くための街道の途中に位置していたようです。

 

素朴めな道の駅です。

隣にレストランがあるっぽいですが、開いていませんでした。

 

小さめな物産館といった感じ。

ポポ、ポポってなんだ…。

ドラゴンボールのミスターポポしか思いつかない。

南国な気配はします。マンゴーとバナナの中間みたいな味らしいです。

 

こちらの売店にはご飯的なものはありませんでした。

というわけで次の道の駅へ。

 

 

道の駅 彼杵の荘

駐車場も広々しておりイベントも行われていて、先ほどの道の駅とは全然雰囲気が違います。

 

外では長崎県警のイベントが。

パトカーと警察官と写真が撮れるよ!という、心に一物ある大人が大変はしゃぎにくいイベントです。

一物無くても、撮ってもらった写真の具合によっては警察に捕まった人みたいになる可能性もあります。

 

しかし、私は撮ってもらいました。なぜならこの独自のゆるキャラが誰にも振り向かれずに寂しそうに佇んでいたからです。

 

そういえば私は過去二回パトカーに乗ったことがあります。いや、違います!捕まったんじゃなくてですね

1度目は、私の車が車上荒らしに遭い、

開いた窓ガラスから前日の雨が吹きこんで車内が濡れ、とても乗っていける状態ではなかったので、パトカーに乗せてもらって交番まで被害者用の書類を書きに行っただけです。

流石に帰りは恥ずかしかったので徒歩で帰りました(笑)

 

2度目は、私が交通事故に遭った時の実況見分を兼ねて警察署に被害者用の書類を書きに(また…笑)行った帰り、外が暗くなったから可哀想とのことでパトカーというか警察車両に乗せてもらって駅まで送ってもらっただけです。

 

そんな感じで警察には色々お世話になった(いや、悪い意味ではなくて)っちゃあなりましたが、

正直なところ、事件や事故の時に本気で助けてくれるのは自分が入ってる保険会社の人と弁護士さんです。

 

また脱線しました。

 

道の駅の店内はものすごく賑わっており、レストランもありつつ、室内に食事スペースもあって良さそうでした。

鯨肉が有名なのかお土産には様々な鯨肉が。お茶も有名なようで沢山ありました。

かなりワクワクする楽しい道の駅です。

 

平五郎どんの墓

また、道の駅と資料館が隣接しており、その道すがら謎の「平五郎どん」がいます。

 

平五郎どんは普通の墓ゾーンに鎮座しています。

さすがに墓場すぎて足を踏み入れにくいのか、訪れている人は私一人(笑)

 

平五郎どんとは、全国を行脚して修行していた昔々の実在の人物のようです。

彼杵にやってきたところで足腰が限界を迎えて逗留することとなり、地域の人々に様々な知識などを教えながら過ごし、ここで亡くなったそうです。

亡くなる際に「足腰の痛みを治す神様になる!」と話をされたことから、現在も足腰の神様として祀られているという。

平五郎どんはお茶が好きだったことから、「濃い」お茶をお供えして祈ると特に効き目があるとか。

そのためかお墓には「濃い茶」とか伊右衛門綾鷹の「濃い味」がお供えされています。

濃さが見てわかりやすい分効き目も強そうですね。

 

ひさご塚古墳

資料館(無料)横には古墳もあります。

 

かなり綺麗に段築が整えられていますね。

本来の古墳は石葺も多いですが、大体現在の古墳は管理的な問題なのか見栄え重視なのか芝が敷かれていて不思議な感じです。

このひさご塚は二段築の県内最大級の前方後円墳です。

 

そして私は何より、道の駅から資料館までにちょくちょく置かれているこの彼杵茶娘(勝手に呼んでます)がかわいくてグッときました。

足がぐにゃぐにゃなのでおそらく軟骨タイプのキャラなのでしょう。上半身はしっかり硬骨がありそうです。

 

大村湾を北上

道の駅で買ったおこわを車内で食べつつ、大村湾をひたすら北上します。

 

目指すは針尾送信所なのですが、

なんと向かう道沿いに

あの、佐世保といえばもう大半がここ目当てなんじゃないの?な、

ハウステンボスがあるのです。

 

ハウステンボスに近づくにつれ、街灯がヨーロッパ風になり、街路が整い、わくわくする道になってきます。

 

とうとう左手にはハウステンボスが。

楽しそう、と思いながら横目にしつつドライブを続けます。

 

景色が良いらしい、という曖昧な情報だけで西海パールライン(針尾まで100円)に乗りました。

 

針尾までは、大村湾が高いところから見渡せて景色は良いけれどあえて100円を払って乗るほどでも無いような、微妙な感じです。

「うわー!すごい!眼前が美しい!」という感じでは無いのもあって、特に運転していたら前しか見ないので何の感慨もないかもしれません、正直に言うと…。

 

 

針尾送信所

針尾で西海パールラインを降りてからは、

すごくわかりやすい看板が出たと思ったら急にスモールな看板しかなくなるというドキドキで迷子になりかけた道のりでしたが、

無事に針尾送信所の駐車場まで到着しました。

 

駐車場の遥か向こうに3連塔の1本(2号塔)が聳えています。でっかい。

 

現在の時刻は12時過ぎ。

12時から13時まではスタッフの方はいないようですが、各施設の個人見学はできました。

見学は無料です。

 

駐車場から徒歩1分くらいのところに案内所とトイレがあります。

(案内所の奥に見えるのは1号塔)

こちらには説明のチラシや施設維持費の寄付の箱などもあります。

私はあまりにも凄すぎて感動したので帰り際に財布にありったけの小銭500円を寄付しました。

 

針尾3号無線塔

案内所から徒歩5分弱、ゆるい階段を登った先に、聳え立つ塔。

 

聳えすぎて訳がわかりません。

なんだこれは!

タローマンみたいなコメントしか出ない!

 

てっぺんが遠すぎます。

チラシによると、鉄筋コンクリート製の直径20m、高さ136mで、

大正7年〜11年にかけて工事が行われ、これ一本の総工費は30万円(現在の50億円!)とのこと。

 

しかも、現在のような巨大建設機械がない時代です。人力で足場を組み、型を取って固め、さらに上に伸ばしていくわけです。136mなんて風が恐ろしく吹き荒びそうですが・・・。

作った人の話とか残っていないんでしょうか。どんな感じで工事をしていたのか気になる。

 

と思っていたら、看板に載っていました。

内部に足場を組み、全部で100層のコンクリート打設が行われたらしいです。

 

中にも(手前だけ)入れます。

流石にリフト的なもの(ウインチ)はあったようですね。

 

首を90度くらい曲げるとなんとかてっぺんが、、見えません(笑)

はるか彼方すぎてよく見えません。

 

出入り口は一箇所、16時には施錠されるようです。

 

裏に回ると、遠くに西海パールライン新西海橋が見えます。

 

そして、塔のコンクリートには型枠の痕がしっかり残っています。

型のがたつき具合が人が手で組み上げたものなのだと実感させてくれます。

 

 

針尾送信所

3号塔から案内所まで戻り、今度は送信所跡地に向かいます。

 

鉄塔だけかと思ったらこんなに立派な建物も残っているんですね。

 

奥に(見学できない)2号塔が見えます。

 

外観しか見られないと思っていたら、なんと地下入り口が開いています!

え、中に入れるんだ・・・。

 

中は古くて危険なのでヘルメットを被る必要があるみたいです。

できれば、だれも被ってないやつがいいかな・・・。

と思いつつ、帽子の上にヘルメットを被るという安全牌に走りました。見た目は変ですが、こちらの方が心は落ち着きます。

 

旧日本軍の地下施設のような仄暗く湿気に溢れた汚れたコンクリートの通路を進みます。

通路には昔の写真が飾られているのですが、湿気で変色してむしろホラーでしかありません。

怖くて写真すら撮れていません。笑

 

通路を抜けると開けた部屋が。

しかし、よく見ると奥の方はボロボロに崩落しています

鉄筋コンクリートの寿命は維持管理しても100年といいますし、大正時代の建物ならばもう限界ですね。

 

ところどころに説明板があります。

 

針尾送信所は無線波を飛ばすために海軍が建設した長波通信施設でした。(今も近くの別の建物と塔が通信施設として機能しています。)

そして現存する唯一の長波通信所であり、国の重要文化財です。

 

真珠湾攻撃の「ニイタカヤマノボレ」の通信も、ミッドウェー海戦時の通信も、山本五十六戦死の報も、

この針尾送信所が経由して伝えたことがわかっています。

 

そんなにすごい施設なのに所々ぼろぼろなまま。

 

どうにかして遺して欲しいものです。

 

突き当たりは広い部屋でした。

外から見た時の一番端の部屋、ということは、窓の下あたりが地上の地面なはずなので、

この扉の奥は地下施設がまだあるということでしょうか。

 

ここは機械室だったようです。

なぜにここにドラム缶がありオイルがあるのかがわからない、怖すぎる。

 

でっかいガイシがいっぱいあります。

 

ここまでボロボロになっていると哀愁がある、というか経年の美しさすら感じますね。

 

窓枠に大正の香りがします。あの時代の建築は美しいですよね。

 

何度も言いますがこんなにすごい施設なのに、見学者が我々しかいませんでした。

ゆっくり楽しめたけれど、果たしてこれでいいのか佐世保市という気になったのも否めない・・・。

 

と悶々としていたら、若い男子が見学に現れました。でっかいカメラを抱えています。

是非発信して保存活動に繋げてほしい!と勝手に彼に期待しました(笑)

 

 

西海橋公園

針尾送信所から長崎バイオパークに向かう途中、西海橋という国指定の重要文化財の橋を渡ります。

1955年に作られたアーチ橋です。

 

折角なのでこの橋の勇姿を見ようと思い、西海橋が見える公園にやってきました。

 

駐車場からすぐのお土産店兼レストランの横(地図の現在地のところ)からでも橋は見えるのですが、

もう少し上に登ると展望所があるようなので向かいます。

 

徒歩5分くらいでしょうか。結構登りました。

橋とは反対側には大村湾が見えます。

ハウステンボスの沿革地アトラクション島「ジュラシックアイランド」も見えそうな気がします。

 

そして、やはり展望所からの方が圧倒的に西海橋(手前)と新西海橋(奥)が綺麗に見えますね!

しかも針尾送信所の塔も見えます。絶景!

 

炎天下の中丘まで登ってきたのでへとへとですが、この景色が見られたなら来た甲斐がありました。

 

 

長崎バイオパーク

長崎バイオパークは南米の生き物に特化した動物園で、南米風な植物やエクステリアでデザインされています。

 

開園: 10時〜17時(最終入園16時)

入園料: 2100円(隣のPAWとの共通券は2600円)

 

この日は休日で、第一駐車場は昼前には満車になっていたようですが、

我々は遅めな14時前に到着したため、丁度見終えて帰宅しはじめた人々で第一駐車場に空きができており、運良く入場口近くに停められました。

 

駐車場そばにはインコやラマなどもおり、入園前から楽しめます。

 

なんと、長崎バイオパークの開園は1980年老舗テーマパーク(風動物園)ですね。

伊豆シャボテン公園の関係者から話を聞いて作ったそうです。確かに似てます。

伊豆シャボテン公園ってそんなに古いんですね・・・。

→調べたら、伊豆シャボテン公園は1959年に開園したそうです。

 

PAW

PAWは長崎バイオパークの外にある別施設で、犬や猫、小動物たちと触れ合える施設です。

長崎バイオパークとは入園料が別(もしくは共通券もあります)で、入園料は700円。

700円で2時間の利用制限がありました。

 

中は子供たちでいっぱい。

犬の部屋、猫の部屋、屋外(カメとか)、小動物の部屋、に分かれています。

犬の部屋と猫の部屋は利用時間が交互になっており、13時から13時半は猫の部屋があいていて犬の部屋は閉まっており、13時半から14時は猫の部屋には入れなくなって犬の部屋に入れる、みたいな感じでした。

 

猫は餌(別料金)があれば寄ってきてくれますが、犬はもうへとへとでした。

しかも看板に「この子はこどもが苦手です。大人の方だけ触ってください」的な記載があったり(笑)

まぁ、こどもは看板を気にせずガンガン攻めていき、その犬は必死で逃げるという哀れな感じになっていました。

 

私が大変かわいそうだと思ったのは↑この蛇。

枝に巻いてる緑のやつです。

 

なんと、インコにいじめられているんです。

しかし、インコも賢いもの。人が見ているとわかったらしれっと枝を突ついているふり。

 

横目で人が見ていないのを確認して、ヘビをつつきに行くという…非道なインコでした。

ヘビの鱗が所々はげていて哀れ・・・。

 

PAWは人によってはそこまで楽しめないかもしれません。

あまり広くないですし、こどもに遠慮してしまいますし、生き物が疲弊している(多分特に午後は)のでなんだか切なくなります(笑)

私の滞在時間は30分ほどでした。

 

 

入場口付近

入場口入ってすぐ、今日のイベント一覧表があります。

 

お目当てのビーバーの散歩は15時半。

私がこれを知ったのはテレビです。ビーバーが囲いから外に出たそうにしていたのでスタッフが一度出してみたら、外の森を散策してお気に入りの枝を探し出し、口で咥えてまた囲いに戻ってきたのだそう。

そうやって自然のビーバーと同じようにマイダムが作りたいのだとわかってからは毎日散歩に連れ出しているのだとか。

 

そんなビーバーが見たい!と思って今日はやってきたわけです。

 

長崎バイオパークは基本左回りの一本道です。

順路に従い、まずはゆっくり坂を登りつつ、ラマ(リャマ)やらの解説を眺めます。

 

長い坂を登りきると、開けた場所に触れ合える、、なんだコレは。

頭から胴体まではほぼウサギ、なのに脚が長い…。

 

「マーラ」というテンジクネズミ科の生き物だそうです。初めて見たな。脚が速いようです。

 

続いて建物に入り、熱帯植物園を進んでいくと、

 

ん?急にアフリカの生き物が(笑)

別に南米にこだわっているわけではないんですね。

 

ケープハイラックスは、昔ケープタウンテーブルマウンテンで見ました。↓

ひなたぼっこしてて大変可愛かったです。全然群れていなかったのも興味深かったですし、観光客に慣れていた(というか完全無視)のも不思議でした。

懐かしいですね。

 

森ゾーン

念願のビーバーのところに辿り着きました。

まだ14時半なので、散歩までは時間があります。

 

枝を齧る動きが美しい波紋に…。

 

上の段にいたビーバーも枝を黙々と齧っています。どんどんツルツルになる枝。なんだかずっと眺めていられそうです。

 

そしてフラミンゴを見て、レストランケーナでソフトクリームを食べて、再び園路を進みます。

 

岩場と池ゾーン

また南アフリカの!ミーアキャットです。

こちらも南アフリカ旅行中に生息地には行ったのですが、出くわしませんでした。

 

放し飼いのインコかオウムかのギヤア!ギヤア!!の鳴き声に怯えて哨戒中です。

奴らは常に鳴いてそうなので、ミーアキャットも常に哨戒中なのではという疑念も浮かびます。

立っているのが可愛いから見たいけど、いつもだとかわいそうではある。

 

奥の建物にいたスナネコは動き回っていてブレブレにしか撮れませんでした。

 

なんと昆虫館もあり、なかなか豪華な展示です(昆虫好きにとっては)。

中でもこのゲンゴロウの展示が秀逸で、

水中で猛スピードで動き回るゲンゴロウと餌にむしゃぶりつくゲンゴロウが見られます。

 

遠くにいるバクを眺めて、

 

黄昏るカピバラと、

 

戯れる同行者を眺めつつ進みます。

と、カピバラと戯れたあたりでビーバーの散歩に向かう時間になりました。

 

ビーバーの散歩

ビーバーの散歩の前に、ビーバーのご飯の時間があります。

 

まず集まった人に飼育員さんが人参を配ってくれます

そして飼育員さんによって囲いの外への渡り板が渡され、ビーバーが囲いから外に「待ってました!」とばかりに急ぎ足で出てきますが、脚が短いので進みは遅いです。

 

そして、ビーバーは「ごはんは?!」という動き↑をし始めるので、観客が手持ちのニンジンをビーバーへあげる、という流れ。

目が悪いので近くまでニンジンを持っていかないと気付いてくれません。

 

最終的には飼育員さんがたくさんのペレットをビーバーに渡して、ビーバーはそれを口に入るだけ、そして持てるだけ持って、

 

また板を歩いて囲いの中へ戻ってゆきます。

 

今のは一番上の段のビーバー氏への対応なのですが、

さらに、下の段のビーバーにも別対応が待っています。

 

下の段には囲いの壁に穴があるので、飼育員さんが穴を塞いでいる板を取り外します。

すると、ビーバーがもぞもぞと出てくるわけです。

 

外にはご飯があるので、とりあえず出てきたらご飯を食べます。

 

一匹小松菜嫌いのビーバーがいて、小松菜を手にとってひと噛みした瞬間一瞬停止し、ペッ!と地面に捨てました。

かわいいな。好き嫌いがわかりやすいですね。

 

食事をして満足したビーバーは囲いの中に戻り、散歩に出たいビーバーはさらに園路を歩いて旅に出ていきました。

 

 

丘ゾーン

再び順路通りに戻ります。

アカハナグマ。

 

カワウソ。とんでもなく可愛いです。

ニホンカワウソは毛狩りで乱獲されたのと漁の邪魔になった(カワウソも魚を食べるので。網を噛みちぎったりしていたらしいです)ため殺されたのとで居なくなったようですね。

 

再びのラマ。キリン的な柄のもいるんですね。

 

レッサーパンダ。もふもふ。

 

カンガルーとは触れ合えますが、ご飯(別料金)をあげられるくらいで触れる感じではないです。

 

他にもキリンやカバも。

 

 

出口付近

PAWは除いて、ビーバーの散歩も含めて園内を一周するのに2時間程度でした。

そもそも、17時閉園なので慌て気味に回ったのもあります(笑)

 

土産物は入場口(兼出口)に1か所。

中は子供用のプラスチックアクセサリーや動物のぬいぐるみ、他にバイオパーク柄のお菓子などがあります。

 

レストランはミーアキャット横のレストランケーナと、入場口(兼出口)の建物内にあります。

 

ちなみに私はケーナでソフトクリームを食べた他は特に何も頂いていませんが、

インカコーラが気になったので土産物店で購入して飲んでみました。

味はかき氷のメロンシロップ。コーラ感はありませんでした(笑)

 

 

帰路

バイオパークを出た時は丁度閉園時間の17時。

あとは帰るだけです。

多比良港の最終便は20時発。すこし余裕があるので夕飯を食べてから帰ることにしました。

 

レストランすずひろ

多比良港手前、雲仙市にあるレストランに寄ってみました。

 

かつ丼やちゃんぽん、カレーなどメニューが幅広い定食屋さん的なレストランです。

 

店内は純喫茶風。ちゃんぽんを頼むと、10分ほどで提供され、とても美味しかったです。

 

有明海フェリー「みらい」

帰りのフェリーは最終便でしたが、30分前に到着しても無事に乗れました

多比良港側もドライブスルー形式のチケット売り場です。

 

多比良に来る船の到着が遅れており、予定より10分くらい遅れて出港時刻くらいに乗船が開始されました。

 

帰りのフェリーは「みらい」でした。

行きはきぼうで帰りはみらい。明るい気分になれる良い船名ですね。

 

10分以上遅れて多比良港を出発。

 

夜で暗く、外の景色もあまり見えないため、売店でホットコーヒーを購入して飲みながら45分を過ごします。

座席は空いていて、好きな席を選んで座れるくらいでした。

 

長州港に到着したのはなんと到着予定時刻くらい!

最終便なのもあって急いだのかもしれませんね。

行きよりスピードが速い気がしていたのは間違いではなかったようです。

 

 

これで今日の日帰り大村湾一周旅行は終了です。

 

色々行き、大変充実した旅になりました。

一日あればこんなに回れる!という参考になるのでは。