30代女子の詰め込みすぎ旅行記録

マニアックな旅行好きの、ハードめな旅程記録ブログです。

7泊10日 ~ワイルドフラワーと風土を学ぶ~ 寒暖差の激しい南部アフリカ旅行(BAシルバー修行)

 

 

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    • 旅行の目的

       とりあえず、元気なうちに遠いところに行きたい!
      という気持ちから、南米と南アフリカを鑑みて、
      季節限定のワイルドフラワーの咲く南アフリカに行くことに決めました。喜望峰にも行ってみたかったですし、ちょうどよいなぁと。

      あと、昔教科書か何かで見た「ケープ植物区系」にどうしても行きたかったんです!
      世界のなかで多種多様な植物が生息する珍しい植物相を選出した「植物区系」というのものがあり、亜熱帯区やオーストラリア区など大分類の地域の中に唯一存在する極小区系「ケープ植物区」!!
      この小さい中にどれだけ密集しているのか。。いつかこの目で見たい、と憧れを抱いたものです(笑)

      ja.wikipedia.orgwikipediaより。↑この「フィンボス」の項目の中に「ケープ植物区」の解説があります。
      「ケープタウンテーブルマウンテンには1470種が成育しているが、これはイギリスの全植物種を上回っている。 」ってすごすぎませんか。

      >>ナマクワランドとは

       昔、世界ふしぎ発見!で雨季の後の1ヶ月程度、砂漠が花で埋め尽くされる光景を見てからずっと行ってみたかったところ。
      ワイルドフラワーの聖地として有名です。
      花だけではなく、ブッシュ系の植物(=フィンボス。ルイボスなど)や多肉植物でも有名です。
      ちなみに、多肉植物のふるさとは多くが南アフリカです。

    • >>喜望峰とは

       世界史を勉強した人は絶対に覚えさせられたはずの、アフリカ最南端(付近)にある有名な岬。
      大航海時代ポルトガルバルトロメウ・ディアスによって名付けられた 「Cabo da Boa Esperança」(英語では「Cape of Good Hope」)を日本語にしたのが「喜望峰」ですね。
      Boaが「良い」、Esperançaが「希望」的な意味なので、日本語訳で“良い希望”を「喜望」と振り替えたんでしょうかね。

      ・・・アフリカ大陸の最南端と思われがちですが、実は喜望峰の岬が最南端です(笑)



      日程 :2018年8月

      移動 :航空機、バン(中型車)
      目的地:ビクトリアフォールズ(ビクトリアの滝)、チョベ国立公園、テーブルマウンテン、カーステンボッシュ植物園、ナマクワランド(ウエストコースト、グーギャップ、スキルパッド)、ボルターズビーチ、喜望峰


      今回もクラブツーリズムさんのツアーで出かけてきました。
      今は私が利用したツアーはなくなっているようですが、ナマクワランドとナミブ砂漠を訪問するツアーがあるようです。



    • 一日目、二日目

      16:25 羽田  ーキャセイBS-  20:00 香港
      23:55 香港  ーキャセイBS-  06:35 ヨハネスブルグ
      ヨハネスブルグ ーブリティッシュエアウェイズBSー  リビングストン

      (↑遅れた記憶はあるんですが、何時発着だったか不明です。すみません・・・。)
      リビングストン空港(ザンビア) → ジンバブエ入国 → ビクトリアフォールズ → ホテル → 虫の宴 → ホテル

      1.移動

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      羽田ー香港間と、香港ーヨハネスブルグ間は同じ機材でした。
      最新のヘリンボーン型配置のビジネスクラスシートで、窓側席は全て1人席。機内中央に二人シートがある配置です。全席通路に面しているのでとても便利が良いです。
      座席に座って足を伸ばしても前の座席に届かないくらいの広さ!
      快適過ぎましたー。

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      朝食に中華を頼んだら、
      ちまきみたいなのと点心がついてきました。味は普通です(笑)

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      かなり広めなサブテーブルがついてます。
      水も一本席に置いてありますが、ギャレーに行けば水やお菓子が置いてあります。


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      充電も、日本のプラグが利用できてとても便利でした。
      シートリクライニングも動きが良かったです。リクライニングを最大まで倒すと、完全フラットにもなります。


      キャセイは飲み物をよく聞きに来てくれますし、
      私の大好きなお茶の種類が豊富なうえ超美味しく、幸せな時間でした!!
      ウーロン茶、ジャスミン茶、中国茶、紅茶、緑茶、、。どれも美味しかった。

      ただ、私は最初にもらったウェルカムドリンクのフレッシュオレンジでアレルギー症状が出て、くしゃみに鼻水、目からは涙が止まらず、本気で死ぬかと思いました。
      (ここで自分がフレッシュオレンジがダメなことを初めて知りました。)
      アレルギーの薬持ってきててよかったです。薬を飲んだらどうにか1時間くらいで収まりました。
      はぁ、、機内で「お医者さんはいませんか」を発生させずに済んで本当に良かった。そして危なく旅行中止になるところでした・・・。


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      こちらはBA(ブリティッシュエアウェイズ)の機内から。

      アフリカの平で砂礫の大地に走る真っすぐすぎる道路です。
      ・・・日本みたいに起伏や地形地質を考えなくてよいので、道路計画を立てるのが楽そうですね。。


      ちなみに、この移動で獲得したBAのティアポイントは以下の通りです。

       羽田→香港  40ティアポイント
       香港→ヨハネスブルグ  160ティアポイント
       ヨハネスブルグ→リビングストン  10ティアポイント

      片道で210ティアポイントの上、偶然BA便に乗れたので大変良かったです!(笑)



      リビングストン空港はザンビアにあるのですが、ビクトリアフォールズの入口はジンバブエにあるので、
      空港内でジンバブエザンビア両国で有効な特殊ビザ「KAZAビザ」を入手するのに並びました。
      のろのろとした進みで、1時間近く並んだような気がします。
      KAZAビザはチケットみたいなイラスト入りのおしゃれな紙で、
      同行の添乗員さんによると、まれにこの紙が全部なくなってしまって「ビザ発行できません」なんて珍事が発生することがあるらしいです。


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      無事にビザを取得できたので、空港を出て中型のバンに荷物を積み込み、
      国境を越えてジンバブエのビクトリアフォールズに向かいました。

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      こちらが国境の橋です。
      徒歩移動の人もかなり多く、移動中の女性はみんな美しくて鮮やかなアフリカ布を巻いていて素敵でした。
      アフリカ系の人は真っ赤やオレンジがすごく映えるしスタイルも抜群なので、素敵すぎて車内から凝視してしまいました(笑)



      2.ビクトリアフォールズ

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      ビクトリアフォールズの散策路入口の動物骨を説明してくれる、ガイド兼ドライバーのビッグボーイさん。
      あだなかと思いましたが、本名のよう。確かに身長がビッグな人でした。
      手前にあるのは象の頭蓋骨らしいです。

      この時のジンバブエザンビアは半袖で良いくらいの気候で、日本とあまり変わらないかなぁと思います。

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      世界三大瀑布の一つ、ビクトリアフォールズです。
      この時は乾季なこともあったうえ雨が少なかったようで、滝の流れが綺麗に見えました。
      添乗員さんによると、流量が多いときはしぶきが展望台まで来るくらいのすごさで、爆風なんだとか。じっくり見るならこれくらいがいいかも、と言っていました(笑)


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      散策路自体はビクトリアフォールズが綺麗に見える場所まで30分かからないくらいだったと記憶しています。

      そして、ホテルに移動後、オプション選択した方は夕暮れのリバークルーズに出かけていました。
      が、私は移動疲れもあり、ホテルでゆっくりしました。。



      3.虫の宴

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      ホテルから夕食会場(虫が食べられるレストラン)に移動して、
      南アフリカの音楽を聴きながら、バイキング形式の南アフリカ料理を頂きました。
      入口で南アフリカの布を肩にかけてくれるサービス付きです。(ただし、持ち帰りは不可、要返却です)

      虫は、カリッカリのやつを一匹だけ頂きましたが、カリッカリだったのでナッツを食べているような感じでした(笑)
      そして、帰りがけに「虫を食べたで賞」的な英語の証明書をくれます(笑)

      このレストランの入り口付近に、地元の人が木工店を広げているんですが、
      良い出来のサファリ動物たちの木像が1ドルとか2ドルで並んでいて、
      私は1ドルのカバ像を思わず買ってしまいました。

      後から知るのですが、これは破格の値段。もっと買っとけばよかった!!と超後悔しました。


      二日目と三日目に宿泊したのが、
      エレファント・ヒル
      というホテル。

      www.tripadvisor.jp
      広大な敷地があり、
      1人で散歩しても大丈夫なくらい治安のよいホテルでした。
      泊まった部屋はバスタブもあって広々していて、鍵もしっかりしていて安心感がある、素敵なホテルです。

      スタッフの方もいつも笑顔で対応してくれますし、
      道に迷っていたら案内してくれるアットホームなところもおすすめです。

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      ホテルの窓から見える広大な自然に癒されます。
      こんなに人の気配がない真っ平なところは日本にはないですよね。


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      夕陽が沈んでいくところも見れますし、
      朝はホテルの朝食会場から朝日が昇るのも見えます。

      こんな場所で一週間くらいのんびりしたら、
      人間が穏やかになりそうな気がします。




    • 三日目

      ホテル → ボツワナ入国 → チョベ国立公園 → ジンバブエ入国 → ホテル

      1.チョベ国立公園(ドライブサファリとクルーズサファリ)

      チョベ国立公園はボツワナ北部にあり、ジンバブエザンビアナミビアに面している広大なサファリです。

      象がたくさんいるので象の楽園と呼ばれているものの、密猟や観光地化によって荒らされている現実もあり、
      よく象牙目的で殺された大量の象の死骸がみつかったり、水辺のレストラン建設などで水質汚染があったりと、悩み多き場所のようです。



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      ホテルから車で移動し、ドライブサファリに向かいました。


      途中、ジンバブエボツワナの国境を越えたのですが、
      ここが、ザ・袖の下!の世界でした。笑

      列に並んでいる間に係員のような人がやってきて、金持ちそうな白人にこそっと「早く通してあげられるけど?」的な提案をしています。
      地元民は知り合いだけ、そうでなければスルー。とにかく金持ちそうな人だけ狙っています(笑)
      中国人っぽい人も提案されていました。

      そして、提案を受けた人は、列を離れてスルっと裏口から入国審査場に抜け、
      早々にボツワナへ入国していく、そして係員は袖の下をもらう、という。。

      列に真面目に並んでいる人は怒っていますが、正直私は、これが噂に聞くワイロか!!、と興奮しました。
      良い体験をしました。笑



      さて、
      ドライブサファリで利用するのは上の画像のでっかいジープ系の車。

      専用のガイド兼運転手さんが、目撃情報をもとに動物がいるところを目指して運転してくれます。
      (自然界のことですから、まれに「今日は象以外何も見られなかったね」という日もあるらしいです。。)


      そして、運転手さんから飴をねだられるという謎の事件が発生しました。
      日本の飴はおいしい、と現地で評判のようです。

      が、
      子どもがたくさんいるから子どもの分もちょうだい」と言うからいっぱいあげたのに、
      あげた分全部を運転手さんが自分で食べてました
      子どもがいるのが嘘なのか、我慢できなかったのか・・・(笑)


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      車慣れしているようで、象は5mくらいまで近づいても逃げません。
      暑いので木陰に密集しているようです。

      チョベでも半袖~七分袖で良いくらいの温かさでした。
      ずっと野外で、木陰もあまりなく、まぶしいのでサングラスはあった方がいいと思います。


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      チョベではちょっと珍しいらしい、キリンにであいました!
      こっちをじーっと見ていてなんだろうと思ったら、水を飲みたいようです。


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      ゆっくり頭をおろしつつ、四つ足をふんばり、

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      足をまげて、飲む!

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      キリンってこうやって水を飲むんですね。

      首が長いせいで、水を飲むのに時間がかかるしバランスが悪くなるので、水飲みの時に特に襲われやすいらしいです。
      まぁ、水飲みを狙われるのはキリンだけではないでしょうが。。


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      インパラ?はたくさんいました。

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      こんな感じで木陰にいたりします。
      じっと動かず、見つかっていないふりをしているのが面白かったです。


      サファリのビッグファイブ(象、ライオン、サイ、ヒョウ、バッファロー)とやら全部は見られませんでしたが、
      私的にはサファリはこの旅のおまけ部分なので十分満足です。



      サファリカーを降りてランチ後、
      午後はボートに乗り換えて、クルーズ(ウォーター)サファリに向かいます。
      こちらもガイド兼運転手さんがついてくれます。

      あめをたくさんあげたからなのか、みんなでチップを渡したからなのか、
      サファリカーの運転手さんが知り合いのおすすめボートをあっせんしてくれて
      快適なボートに乗ることが出来ました。

      回りを見渡すと、クルージング系二階建てボートから個室付き豪華ボート、ギュウギュウ詰めボートや超小さいボートなど、さまざまなボートがあり、
      自分たちは綺麗で広くて椅子もあって屋根もついていて、、かなりラッキーな方だなと実感しました。

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      こちらのボートから、川辺の動物たちを観察します。
      カバ!私が一番好きなサファリ動物カバが居ました!
      これでもう満足です。

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      象が水浴びしつつ、草を食べていました。
      ちょっと遠出して水辺まで来て、やわらかい草(美味しい草)を洗いながら食べるらしいです。

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      集団で川を渡っていたり。

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      大きいのから渡って、子供が後のほうなんですね。
      遅いからでしょうか。


      そんな感じで、一日チョベ国立公園で楽しんできました。
      もちろん、ボートの運転手さんにもしっかりとチップを渡しました!(笑)

      あとは再びジンバブエに入国し、ホテルに帰って、ホテルで夕食を食べて爆睡しました。
      ほぼ乗り物に乗ってるだけですが、案外疲れているものです。



    • 四日目

       ホテル → 
      ビクトリアフォールズ -ケニアエアウェイズECー ケープタウン
      → テーブルマウンテン → カーステンボッシュ植物園 → ホテル


      1.移動

       二日間すごした景色の良く快適なホテルを後にし、
      ケープタウンに移動するため、ビクトリアフォールズ空港に向かいます。

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      途中で地元で有名な巨大なバオバブの樹に立ち寄りました。


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      まわりにおみやげ物やさんが並んでいます。
      この時点で9時前くらい?結構朝早かったんですが、5店くらい開店してました。

      この時、かの有名なバブリー札「ジンバブエドル」紙を5ドルくらいで売ってたのに、
      私は買いそびれたんです!
      まぁ、空港にもあるかなーと気を抜いたのがいけなかった。


      やがて、空港に到着。
      3日間お世話になったビッグボーイさんともお別れです。
      シャイで穏やかなおじさんでした。

      さっきのお土産屋さんの店員さんたちといい、ホテルのスタッフさんといい、
      私の中でのジンバブエ人のイメージはとても良いです。
      押し売りにも合いませんでしたし、
      なれなれしくもなく適度な距離感で、私にはちょうど良かったです。
      (いいところしか見ていないのかもですが・・・)

      次にもしジンバブエに来ても、
      またビッグボーイさんに運転手をしてほしいなぁと思います。


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      そして、空港にすら張り出されるほど有名なジンバブエドル。。

      ハイパーインフレによって、紙幣の価値が下がり、
      100兆ジンバブエドル札が発行されるまでになったものの、
      数がでかくて生活が不便過ぎて廃止になった、という。
      100兆ジンバブエドルは最終的に1円以下の価値になっていたらしいです。

      空港の売店にあったのですが、
      まさかの20ドル!!!

      いや、20ドルはちょっと。。
      高すぎでしょ。
      さっき5ドルだったよ、と。

      お土産にしては高すぎたので、買いませんでした。
      さっきのバオバブの店で買っとけばよかった!!と後悔しました(笑)


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      初にして人生最後の可能性がある、ケニアエアウェイズ。
      この航空機でケープタウンまで移動しました。
      (1時間くらい遅延しました。)

      ケニアエアウェイズはデルタ系列(スカイチームなので、
      デルタ航空のマイルが貯まります。
      今回のケープタウンまでの移動では276マイル貯まりました。


      ケープタウンに到着後、
      南アフリカの中型バンと案内人の人に迎えに来てもらって、
      現地観光に向かいます。


      空港到着時点で、一気に黒人が減り白人が目立ち始めます。
      同じツアーの参加者の方も、黒人が居なくなったなぁ、とつぶやくほど明確です。

      添乗員さん曰く、
      ジンバブエ周辺国は近代化して早々に白人排斥があり、黒人の国として成り立っているけれど、
      南アフリカはかの有名なアパルトヘイトによって黒人白人間の軋轢がすごくあるままで両方が暮らしているためにかなり複雑な状態であるとのこと。

      私が感じたのは、黒人は白人が、白人は黒人が嫌いな人が多く、両者が同じ職場でってのが難しい雰囲気があるのでは、と。
      なので空港内は白人ばっかり働いていて、別の場所では黒人ばっかり働いていたりする、両方が混じりあって働く場所ってのがあまりないのかもなぁ、と。

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      移動中にいた、エジプトガンみたいな鳥。
      鳥の眼がエジプトの壁画みたいですよね。


      ジンバブエ周辺と南アフリカを見比べて、色々と思ったことがあるのですが、、
      それは旅行記の最後のほうに書きたいと思います。


      2.テーブルマウンテン

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      徐々にテーブルマウンテンが見えてきました。
      日本にもテーブルマウンテン(メサ台地)はありますが、
      南アフリカテーブルマウンテンは植生も豊かだそうで楽しみです。


      テーブルマウンテンの下に到着。
      頂上までは、ロープウェイで登っていきます。

      ちょっと風が強めで寒いです。
      夏の国から秋の国に来てしまった感じ。
      私は寒がりなので、長そでシャツの上からライトダウンを着ました。

      ここ、風が強い時はロープウェイが停止するので、
      ともかくロープウェイ乗り場に行ってみないと乗れるかわからないという、
      なかなかドキドキする状況です。

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      ロープウェイ乗り場からテーブルマウンテンを眺めます。
      どうやら動いていて、乗れるよう。

      周辺にはフィンボス(灌木)が多く、南アフリカに来たなぁと思います。
      この時点で憧れの「ケープ植生区」に入っているはず!


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      ロープウェイに乗って、上がっていきます。
      目の前にはライオンズヘッドが。
      ライオンが空を向いている(鼻を空に突き上げている)ように見えなくもない・・・?


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      ロープウェイを降り、展望台に上がると、
      ケープタウンが一望できます。

      本当に綺麗なのですが、私の写真センスが悪く、、景色良く見えないですね(笑)
      登れるなら絶対に登った方がよいです。おすすめです。


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      頂上は岩がごろごろしている平らな台地で、フィンボスやらの植物がたくさん生えています。

      あと、ケープハイラックスというイワダヌキ科の生き物がそこかしこにいて、
      何かを食べていたり、日向ぼっこしています。
      かわいい!かわいいです。

      そして風がとても強いです。とにかく寒い。
      マフラーや手袋、帽子が欲しいレベル。

      頂上には近代化されたお土産物屋があって、
      かわいいものやおしゃれな土産物がならんでいます。
      絵葉書やマグネットやタペストリーなんかですね。
      このお土産のセンスが、なんというか、欧米的だなぁと思ったり(笑)

      木彫りの像とか100兆ジンバブエドルを売るジンバブエの出店が個人的には好きです。
      木彫りも札も、絶対中国産じゃない地元のものですし。

      お土産として配りやすいのはケープタウンのほうではあるんですけど。



      3.カーステンボッシュ植物園

      カーステンボッシュ植物園は、南アフリカ原産の植物を揃えた、
      広ーい屋外植物園です。


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      現地ガイドのスヌーキーさんがざっくりと案内してくれました。


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      こんな感じで、散策路とその周りに植えられた植物を見学していきます。

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      キングプロテア系の花が多く植えられています。
      丁度咲いている時期だったので良かった!

      飛行機の遅延の影響もあってか、
      見学時間が1時間ないくらいだったので残念でした。
      ここのショップは植物系の独特な品々が置いてありそうだったので、
      ショップ営業時間に間に合うように到着したかった・・・。

      カーステンボッシュ植物園のためだけにまた来たい!くらい残念です。
       

      4.MTNのSIM

       カーステンボッシュからホテルへ移動し、ホテルで夕食を食べて就寝だったのですが、
      ホテル横のショップでMTNという会社のSIMカードが買えるとのことで、
      個人的に買いに行ってきました。
      (私の携帯はSIMフリーiPhoneです。)

      ショップの方にアクティベートしてもらったんですが、
      部屋に帰って実験したものの、電波は出てる風なのにまったくつながらない(笑)

      添乗員さんの方は同様の方法でつながったみたいなので、
      私の買ったSIMカードがなんかダメだったんでしょう。
      残念。。

      皆さんは、買った店でつながるかチェックしてみてくださいね。ダメだったらその場で交換してもらえばいいので。


      本日のホテルは↓こちらです。
      (八日目もこちらに宿泊しました。)

      www.tripadvisor.jp
      朝食はとても美味しかったのですが、
      黄色人種を馬鹿にしているのか、もともとそんな性質なのか、
      とんでもなくスタッフさんたちの態度が悪い!です。
      笑わない、あいさつしない、雑。。

      名高いヒルトンでさえこれか!と思わざるを得なかったです。
      南アフリカはやる気がない店員が多いとは聞きましたが、
      ここで実感しました。

      ただ、部屋はデザイナーズな感じでガラス張りのバスルームなどがあり、
      かなり広くて綺麗でした。

      また、こちらは危険と名高い カープ地区に隣接しており、外出を禁止されました(笑)


      カープ地区はマレーシアなどからの移民が多く住む地域で、
      アパルトヘイト時代は黒人同様黄色人種として差別されてきた人々の住む場所でもあります。

      とてもカラフルな街並みが有名になり、一時観光地化したらしいのですが、
      観光地化に怒った住民によって観光客襲撃など治安が悪化したらしく。。
      現在は観光しないほうがよい場所として知られているとのことでした。


      ・・・南アフリカに来て一気に治安が悪化してきました。
      さすが、危険な国ランキング10位以内に毎回入るだけあります。





    • 五日目

       ホテル → ウエストコースト国立公園 → ホテル


      ここからは3日間はひたすらワイルドフラワーを眺めながらの移動になります。
      ナミビア方面へ北上してケープタウンに戻ってくる、というルートですね。

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      途中、花畑に遭遇したので車を降りました。

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      デイジー系の花がたくさん咲いています。

      この時期だけ花畑になって、
      後の時期は土ばかりの地面というのが信じられない光景です。


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      立ち寄ったランチ会場の裏の樹に、
      日本では見かけない鳥の巣を見つけました。

      テレビで見たことあります!
      蛇に食べられないように、枝の先っぽに出入り口を下につけた巣を作る、とかいうやつですね。


      1.ウエストコースト国立公園(ワイルドフラワー)

      海沿いに長ーくのびる国立公園で、
      鳥の楽園ともいわれる場所だった、はず!笑

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      目の前に見えている海はラグーンで、
      (見た感じ)砂州によって外界と隔たっています。

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      こちらもすごい花畑!


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      多肉系もよく見ると色々な種類が暮らしています!


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      先ほどの場所より、デイジーではない花もたくさん咲いていました。


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      テンションがあがって、ただひたすら花を撮りまくっていました。

      この花畑が自然に、ってすごいですよね。感動します。

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      現地ガイドさん曰く、
      実はここ2年くらい雨がほとんど降らず、
      水不足になるくらいだった影響で、
      この自然の花畑がほとんど見られなかったんだそうです。

      「去年も一昨年も、花畑を見に来た人に見せてあげられなくて申し訳なかったけど、今年は咲いて良かった」
      と話をされていました。

      それに応じて、「今年にしてよかった!」と同じツアーのみなさんが声を上げていました。
      前の年に行ってたら非常に悲しいことになってましたね(笑)


      そして、今日のホテルはここです。
      あと帰り(七日目)もここに泊まりました。

      www.tripadvisor.jp


      ランバーツベイという港にあります。

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      ホテルの目の前が港で、
      海鳥がたくさん飛んでいます。

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      南アフリカの田舎のほう、しかも港に来ることは二度とないのでは、、
      といい思い出気分です。

      ホテルの従業員さんたちは白人系で気さくで話しやすく、
      配膳の人たちも南米(原住民)系でよく笑う方でしたし、
      この辺では変な軋轢もなく共生してるのかなぁとか思ったり。

      本当の現地の人の生活が見えて個人的には好きでしたが、
      ホテルはぬるいシャワーしか出ず、備え付けのヒーターは壊れているのに、
      部屋にはうすい布団しかなく、、
      寒くて死にそうになりました(笑)

      ヒーターが動く部屋の人は「結構快適だったよ」と言っていましたので、
      はずれ部屋を引かなければいいホテルだと思います!
      ・・・ただし、
      はずれた時のために、本気でホッカイロ持参をおすすめします。

      あと、ここのホテルはWifiが玄関付近でしか繋がらないのと、
      ご飯はそんなに美味しくないです(笑)




    • 六日目

       ホテル → グーギャップ自然保護区 → ホテル

      この日から天気が悪くなってきました。
      晴れないと花が開かないらしく、現地ガイドさんも不安顔です。

      1.グーギャップ自然保護区(ワイルドフラワー)

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      前日の海沿いから一転、山っぽいところを散策します。

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      案の定、不安はドンピシャで、
      まったく花が開いていません(笑)
      見事にしぼんでますね!

      晴れると一面美しい花畑のはず。


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      花畑ができない場所はこんな感じ↑。

      土に埋もれている種が、自分に適した雨の降り方や気温になった後だけ咲くらしく、
      この地帯は種がないのか、自分に適してないのかで花畑にはなっていません。

      毎年咲く場所もあれば、
      年によって咲いたり咲かなかったりする場所もあるんだそう。

      こんな砂漠地帯が急に花畑になるなんて、ギャップがすごいですよね。


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      途中で多肉植物のお店に立ち寄り、
      多肉の紹介コーナーを見学しました。

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      この日もとても寒い日で、ダウンジャケットを着るレベルでした。

      あたたかいコーヒーを売っていたので、
      温まりたい!と迷わず購入。
      かなり美味しかったです。

      現地ガイドさんによると、南アフリカは飲み物が美味しく、
      紅茶・コーヒー・ルイボスティーに加え、ワインも安くて美味しいのだとか。

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      ガイドのスヌーキーさんが、この樹はウロが広く、ブッシュマンがウロの中に入ったりしていた、とのこと。
      写真ではちょっとわからないですが(すみません)、
      もっと成長するとすごいウロになるのかもです。


       

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      続いて向かった先も、お花畑感はあるものの、、

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      花は開いておらず(笑)


      そうして移動しつつ、とうとう憧れのナマクワランドに到着しました!

      本日のホテルはここ。

      www.tripadvisor.jp

      とっても素朴なホテルです。
      スタッフさんたちの対応は普通。ちょっとシャイな感じです。

      我々の宿泊棟はほぼモーテルと言っていい、プレハブに近い建物でした。

      相変わらずお湯はあまりでなかったです(笑)
      水不足だったから仕方ないのかもですね。
      そして、相変わらず寒い・・・。ホッカイロ必須です。

      ※本館の部屋は結構良い部屋のようです。
      本館だったらホッカイロはいらないかもですね。

      小さな売店がついていて、木彫りの像をいくつか売っていました。
      今回の旅では全く見かけませんでしたが、
      ここでミーアキャットの木彫り像を買って、お土産にしました。

      あと、ここのホテルはWifiが本館の応接室しか繋がらないです。



    • 七日目

       ホテル → スキルパッド国立公園 → ホテル


      この日も昨日と相も変わらずの曇天です。
      みなさん、「また花は開いてなさそうだなぁ」としょんぼり気味。

      1.スキルパッド国立公園(ワイルドフラワー)

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      多肉植物の植物園のような場所に到着しました。


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      不思議な多肉植物たちがわんさかいます。
      これは、、いったい何なのか(笑)
      枯れているのか、これがいつもの状態なのかもわかりません。。


      この植物園のトイレ横で焚火をしている南米系の顔立ちの4人組が、
      私が焚火に当りに行くと話しかけてくれました。

      "Are you Chinese?"
      「I'm Japanese. Not Chinese.」
      ”Is it not same ?”
      「Japan is next to China. It's another country.」
      "Uhhm."
      という会話に。
      (私の英語の適当さはスルーしてください。)

      まぁ、東アジア人がみんな中国人に見えるのは、致し方ないと思います。
      私も南米やアフリカ系の人の顔の地域差まで把握してないですし。
      そもそも日本(Japan)って国も知らないかもしれないですから。

      ただ、この辺の保護区内で中国の方が違法採掘をしているらしく地元の評判が悪いと聞いていたので、
      ここは断固日本人であることを主張したかった(笑)


      そして、焚火からわかるように、
      この日もライトダウンでも寒いくらいの寒さでした。


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      先ほどの場所から移動し、
      ナマクワデイジーと呼ばれるオレンジのデイジーの群生で有名な場所へ移動します。

      車窓から見えてくるオレンジ色の景色に、
      今度こそ咲いているかなーとわくわくしてきました。


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      が、やはり、開いておらず(笑)
      台地がぼんやりとオレンジではあります。

      晴れてくると2~3時間たって徐々に開いてくるらしいのですが、
      来る直前まで曇っていたので、
      「ここで3時間待つわけにもいかないし、今日はムリかなぁ」
      とのこと。

      開いた花畑はあきらめて、閉じた花畑散策を開始します。

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      巨大なアリ塚が点々とあります。
      本当に巨大で、これで高さ50cmくらいあります。

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      これが全部花開いていたらものすごく美しいでしょう。

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      他の花に先んじて開いているものもありました。
      こういうささいなことでも、個人的にはうれしいです。

      今回は残念ながらナマクワデイジーの開いている花畑は見られませんでしたが、
      ナマクワデイジーが咲いていないからこそ、
      地面の際のほうにある小さな植物たちを観察できました。
      日本にはないような不思議な花や葉っぱたちがたくさんで、
      私的には満足です。


       そして再び南下し、明日のケープタウンに向け移動開始です。

      流石に移動続きなこともあり、車内ではみんな爆睡していました。
      私を含めみなさんが、ちょっと風邪気味になったり、お腹を壊し気味だったり、
      疲れが出てきています。

      ランバーズベイのホテル(五日目宿泊地)まで戻ったところで、
      本日の日程は終了です。




    • 八日目

       ホテル → ボルダーズビーチ → 喜望峰 → ケープタウンのショッピングモール → ホテル

      とうとう現地(ほぼ)最終日です。
      移動の多いハードな行程でしたが、最終日となると寂しさも感じます。

      1.ボルダーズビーチ

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       ハーバー地域で、
      ペンギンが生息することでも有名です。

      この画像の港のすぐ近くにペンギンが住んでいます。
      不思議な感じですよね。


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      アフリカの南端に生息するペンギンたち。
      かなりたくさんいます。
      人間に見られ慣れているのか、あまり人間を気にしていない様子。

      狩りにも出かけずのんびりしていて、
      動物園でみるペンギンとあまり変わらない雰囲気です。

      ここは一応低い陸橋が散策路として整備されており、
      人間は散策路外には出てはいけないようになっています。


      あと、ボルダーズビーチ周辺にはたくさんのおみやげ物屋さんがあり、
      アフリカ布やお面的な雑貨も置いてありますが、
      わりと観光地価格です。

      現地ガイドさん曰く、
      ここで買うおすすめのお土産はアロエ化粧品なんだそう。
      アロエ多肉植物南アフリカにたくさんあり、保湿効果があって肌に優しいので女性向けのお土産に最適!と話されていました。

      ハンドクリームが1つ1000円くらいの値段だったので、バラマキ用ではないお土産に私も買ってみました。
      ・・・あげた友達からは特に反応はないので、
      多分普通だったんだと思います(笑)


      2.喜望峰

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      この旅最後の観光地、喜望峰に向かいます!
      風が強く波も荒い中、海沿いの丘を進んでいきます。

       

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      喜望峰下に到着。
      ここに写真スポット(看板)があります。
      若干雨も降っているものの、写真スポットでは写真待ちの集団が発生していました。

      雨じゃなかったらもっと人が多いのかと思うと、
      あまり写真待ちしなくてよかったので、小雨でよかった気もします(笑)


      喜望峰の展望台まで上がるには、
      ケーブルカーもしくは徒歩道の2つがあります。

      私はどうしても徒歩で登ってみたくて、
      行きは徒歩道を利用しました。

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      奥に見えるのが喜望峰です。

      展望台まで登り30分弱くらいでした。

      さらに展望台から徒歩(ここからは徒歩道のみ)で旧灯台のある丘の頂上まで登れます。

      展望台までも頂上までも、どちらも階段も多く急ですので、
      足元が不安な人にはおすすめできません。

      が、本当に景色がいいので、
      大丈夫そうな人はぜひ徒歩で登ってほしいです。

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      下りは時間がなかったのでケーブルカーを利用しました。
      乗ってみたかったのもありますが(笑)


      そして、
      最後のお土産ポイントとして、
      ケープタウンのショッピングモールでお買い物です。

      マンデラティーや、ワイン、フレッシュルイボスティー
      チョコやらコーヒーやら。。
      とても巨大なショッピングモールだったので、免税店なども色々あって楽しかったです。

      余った微妙なお金を使い果たすためにとにかくスーパーで買い物してきました。笑


      そして、ショッピング後は夕食を食べ、
      以前宿泊したヒルトンホテルに帰り、荷物を詰めて仮眠です。

      次の日の朝が早いのできついですが、
      機内で寝ると思えばいいかなぁ。



    • 九日目、十日目

       ホテル →
      ヨハネスブルグ -キャセイBC- 香港
      香港 -キャセイBC- 羽田


      1.移動

      ヨハネスブルグのラウンジで軽食を食べ、
      ちょっとのんびりしてから待合室へ向かいます。
      ヨハネスブルグのラウンジはこじんまりしていて、羽田空港の国内線ラウンジの半分~1/3くらいの広さでした。

      こちらの空港では人生初の、
      搭乗時間が15分早まる事件が発生し(笑)、
      ちょっとびっくりです。
      ・・・早まることってあるんですね。

      搭乗開始が早まっただけで離陸時間は変わっていないような気もしましたが。

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      行きと同様、キャセイビジネスクラスにて帰路に着きます。
      相変わらずお茶が美味しいのと、久々のご飯系料理にちょっと感動です(笑)

      キャセイだから機内モニターに日本映画もあるし、日本語対応も多いうえ、付属のノイズキャンセラーヘッドフォンが快適です。
      これは南アフリカの各ホテルより快適かもしれない。

      とか思っていたら、気づいたら香港に到着していました。
      なんと快適な!!

      まわりに香水の強い人がいなかったのもありますが、
      全然疲れなかったです。すごい。



    • 感想

       南アフリカ=治安が悪い
      というイメージが行くまでにはあったのですが、
      実際のケープタウン比較的治安が良いです。
      (良いといっても夜間外出や一人外出はできないくらいですが。)
      ナマクワランドやランバーツベイで宿泊したホテル周りも治安が悪い感じはしませんでした。

      そして、ジンバブエ観光国だけあってか、非常に過ごしやすかったです。
      スタッフさんたちもとても雰囲気が良かったですし、みなさん人懐っこくて心地よかったです。

      本来の南部アフリカの人々明るくて鮮やかで、
      朗らかなんだろうなぁと思います。

      それに比べると、
      どうしても、南アフリカの殺伐とした人間性が目立ってしまいます。
      これは間違いなくアパルトヘイトの弊害だと思いますね。

      そういえば、南アフリカアパルトヘイトで世界的に制裁を受けていたのですが、そんななかでも南アフリカへの投資を続けていたのが日本で、
      アパルトヘイトのさなかでも日本人は「名誉黄色人種」というなぞの肩書白人に近い扱いを受けていたらしいです。

      これには、ナチスか!と思ってしまいました。
      こういう差別をする人々の感覚は似通ってくるんでしょうかね。

      なので、南アフリカでは日本投資の影響か、日本車がたくさん走っていますし、街中に日本企業がちょこちょこあります。


      とにかく、
      景色は抜群で、
      南アフリカにしかない植物も大量にありますし、
      植物好きには本当におすすめです。

      たとえナマクワランドまで行かなくても、
      ケープタウン周辺とカーステンボッシュ植物園だけでも大満足できると思いますよ!



    • BAシルバー修行について

      最後に、BAシルバーの話を。

      BAシルバーになるには
      BA便4回搭乗600ティアポイント
      が必要なのですが、

      今回の旅行で
      BA便2回搭乗420ティアポイント
      を獲得しました。

      (この旅行後、BA便2回搭乗と300ティアポイントが必要なBAブロンズを取得しました。)


      こののち、
      以前ブログの記事にしたコーカサスツアーでのカタール航空ビジネス搭乗にて獲得ポイント600ティアポイントを越え
      同じく以前記事に書いたヘルシンキ旅行フィンエアーをBA便名で搭乗したことにより、BA便4回搭乗をクリアして、
      BAシルバー獲得に至りました。


      私の場合、
      BAシルバーはなんとなくの流れで取得したもので、
      総額にしたらかなりかかっています(笑)

      たまたま旅行でワンワールド便のビジネスに連続して搭乗したことで
      ティアポイントがシルバーランクレベルまで溜まり、
      「それならついでにシルバーランク獲得してみたいなぁ」、
      ヘルシンキ旅行を追加した、
      という流れです。


      BAのシルバー取得については、
      イギリス出張がない日本在住者で、
      イギリスに絡む海外旅行に行きたい方かつビジネスクラスに乗るのが趣味の人以外には
      全くおすすめしないです!

      とにかく、BA便に乗らないといけないのがつらいからです!!

      日本発着のBA便なんて、ほぼイギリス行きのものしかないわけで、
      イギリスに行くとなると、とんぼ返りでも最低3日は必要です。

      たまたまBA便に4回乗る機会がある、
      日本在住者にBAシルバー修行をおすすめするのはそんなときだけです(笑)