30代女子の詰め込みすぎ旅行記録

マニアックな旅行好きの、ハードめな旅程記録ブログです。

1泊4日 ~初めてのひとり海外(SFC修行)~ 季節を間違えた冬のシドニー

 

  • SFC修行について

2017年7月、仕事で何度か羽田福岡や羽田熊本を往復した結果、ふと『SFC修行しよう!』と思い立ちました。



※ SFC修行とは

ANAの航空機を利用するごとに運賃や座席クラスに応じたプレミアムポイント(通称PP)がたまっていき、50000ポイントを超えるとANAプラチナ会員になります。
ANAプラチナ会員以上のステータス時のみ作ることのできるクレジットカード「スターフライヤーカード」(通称SFC)を作ることがSFC修行の目的であり、カードを得れば「解脱」となります

SFCカードの保有者はスターアライアンスのゴールドステータスを得られるので、もしANAに全く乗らなくなったとしても、
SFCカードの年会費を払い続ける限りスターアライアンスのゴールドステータスを維持できます
つまり、ルフトハンザやシンガポール航空などのスターアライアンスメンバー航空便のエコノミークラスの利用でも空港のビジネスクラスラウンジが利用できビジネスクラスなどの上級席にインボラアップグレードしやすくなります。


航空機をよく利用する人にとっては、待ち時間をラウンジで有意義に過ごせて、飲み物フリーや食べ物フリーで財布にもお得、というメリットがあります。

ただ、カード年会費が2万円弱くらいなので、
年に1度はスターアライアンスメンバーのエコノミー航空便で海外旅行に行く人や、ANAの国内線に月1回は乗るっていう人でないと元は取れないかなーと思います。
エコノミー利用でもビジネスクラス専用レーンやビジネスラウンジが利用できるのが最大のメリットですし、一番大きく元が取れるのはインボラアップグレードした時です。
あとはお酒大好き!な人ですかね。ラウンジではちょっと高めなお酒を無料で飲めるので、月1回航空機を利用してお酒を大量に飲んでいれば・・・元はとれそうな気がします。

私はお酒は好きではないですが、海外旅行によく行きますし、
色んな空港のラウンジに入ってみたいというただのミーハー心が疼いただけですが(笑)
ちなみに自分は昨年、フィンエアーの福岡ーヘルシンキ便で、連れと共にビジネスクラスにインボラアップグレードされました。
結果としてはSFC修行の余計に払った分は返ってきたと思います。

 

今思えば、7月開始って遅すぎでした。
もし知人が同じことを7月に思い立ったら絶対に止めます(笑)
「やめとけ、来年からにしとけ」と言います、間違いない。

理由はまず、7月からだと年内の航空券はほぼ割高のものしか残ってません。
他には、運が悪いと予定外の運航キャンセルの憂き目にあい、
リカバーできる時間的余裕がなくて修行達成できず、とか、
年末の超割高航空券を無理にとって金銭的ダメージ大の状態で解脱、とか、
残念過ぎる結果が待ち受ける可能性があるからです。


色々おすすめしない理由を書きましたが、
なんだかんだで結果、割高で自分は解脱しました

仕事で7月までに九州から羽田までをビジネス運賃で2往復していたのと、
福岡ー羽田ー那覇の往復を1度に加え、
今回の福岡ー那覇ー羽田ーSYD往復を1度、
大阪ーフランクフルトーローマ(ルフトハンザ)往復を1度、
名古屋までの往復を1度、で解脱しています。

仕事の場合以外全部プレミアムクラス利用でした。
安く解脱している人に比べて、10万円くらいは余計に使っていると思います・・・。

 

これ、シドニー着後早々に「季節を間違えた!」と後悔しました。

日本は真夏、シドニーは真冬。
1泊しかしないのでバックパック1つで向かいたいのに、日本から持って行く防寒着がかさばるー(笑)

しかも寒いシドニーってちょっと寂しいような。
シドニー=夏」ってイメージありませんか?

でも思い出せば案外良かった旅行でした。
季節外れで人も少な目だったようですし、お得だったかも?

 

 

日程:2018年7月

移動:航空機、バス(空港から)、列車(空港まで)、フェリー

目的地:オペラハウス、王立植物園、ハーバーブリッジ、ニューサウスウェールズ州立美術館、シドニー天文台、ArgyleCut、現代美術館、マーティン・プレイス、ストランドアーケード、聖マリー教会、ハイドパーク、クイーンビクトリアビルディング、国立科学博物館、聖アンドリュー教会

 

 

 

  • 一日目(移動のみ)

15:25 福岡空港 -(ANA)- 17:10 那覇空港

18:10 那覇空港 -(ANA)- 20:35 羽田空港

22:20 羽田空港 -(ANA)ー 8:45 シドニー空港

 

SFC修行あるあるの洗礼を初めて受けました。
福岡空港でカウンター係員さんに
「え、福岡から那覇に移動して、そのあと羽田からシドニーですか?え?」
と意味不明顔をされ、ベテランっぽい係員さんが呼ばれるという事件が(笑)
ベテランっぽいお姉さんは「そういうこともあるのよ、ふふふ」と笑っていました。
流石ベテランさん、私が修行中なのがばれてますね!(笑)

 

 

  • 二日目

シドニー空港 -(空港間移動バス)- ホテル - 王立植物園 - ニューサウスウェールズ州立美術館 - オペラハウス内部見学 -(フェリー)- ハーバーブリッジ - ArgyleCut - シドニー天文台 - ホテル

 

シドニー空港

プレミアムクラスでのシドニーへの移動時間は11時間前後、
隣席は外国の若い女性で結構よく動く人でした。
気になって眠れず、座席の足のリクライニングも壊れていて足があげられず、、足はだるいわ、眠いのに寝れないわで結構地獄でした。
むずむず足症候群なんですよね・・・。長時間の椅子はつらい。

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シドニー到着

とにかく到着しました。

この日が一番歩くんですが、快晴!
まさか自分は晴れ女なのでは(笑)

 

空港はこじんまりしてます。

空港内トイレに入ったものの、便座が高いしでかく、あやうくお尻が落ちて大惨事になりそうになりました(笑)
中腰の空気椅子推奨です。欧米の人はお尻大きめなんですかね?

 

空港から市内中心部まで、日本で事前予約していたAirBusで移動しようとしたものの、バス停がない・・・!

空港内でインフォメーションで聞くも、インフォメーションの人もわからず(笑)

結局見つかった場所は、
空港出口から出て右へ100m程度歩き、バスがたくさん止まっている場所を越え、さらに真っすぐ進むとあるこじんまりしたバス停留所
バスがたくさん止まっている場所にいる人に「Excuse me?」と困り顔で予約チケットを見せてみてください。シドニーの人は優しめなので多分助けてくれます(笑)

ようやくAirBusを発見したものの、ぜんぜん発車しません。
私の時は私含め中国系の人2人の系3人で30分以上待ち、あまりに集まりが悪いので待ちかねて出発、という結構な待ち時間でした。
お急ぎの人は鉄道かタクシーがいいでしょう。

事前に運転手さんにホテル名を告げていたので、ホテル近くに降ろしてもらい、とりあえず荷物をホテルに預けました。
片言英語「Would you keep mybaggage when I'll be back?」発動です。
実はただ「I'll be back」が言いたかったんです、シュワルツェネッガーみたいに。

 ホテル到着時点ですでに11時。
疲れきってランチを食べる気になれず、そのまま徒歩で王立植物園へ向かいます。
ヒートテックに長そでシャツ、ヒート素材が内側に貼ってあるアウトドアジャケットにマフラーといういで立ちですが、ちょっと寒かったです。

ホテルはサーキュラーキー近くなので、王立植物園まで徒歩25分程度です。

歩いているうちに快晴なこともあってマフラーがいらないくらい暑くなってきました。
シドニーは冬とはいえ温かいですね。

 ちなみに、赤いジャケットに白いマフラーだったので、通り過ぎるシドニーっ子に「Mama, Look! It's a Santa Claus!!」と小ばかにされました。

『そこの子、私アジア人だけど英語ちょっとはわかるよ?!』と独り言ちつつ歩く。こういう時、ひとりって寂しいです。

 

・王立植物園

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王立植物園

ハーバー方面から王立植物園に行くには大きな道路を渡らないといけない場所があります。
向かうルートによりますが、高架や横断歩道が少ないので事前に渡れる場所をチェックしていたほうがいいです。
私は渡れる場所を探して大きな道路沿いをさまよいました(笑)


王立植物園はすごく広くてとても整備されています。
日比谷公園みたいな感じですかね。
無料で入れます。


シドニーでは珍しく無料の公衆便所がいくつかあるので、トイレはここで済ませておくといいです。
(ちなみに、オーストラリアではトイレは「Loo」と言うようです。)

地元の人がのんびりしていて、観光客も少ないです。
日本では見たことのない鳥がうろうろしていたり、綺麗な花が咲いていたりと、個人的にはかなり楽しめました。

治安も悪くなさそうでしたし、ひと気はない場所でも一人歩きが平気なレベルです。

 

ニューサウスウェールズ州立美術館 

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ニューサウスウェールズ州立美術館

ハーバー方面から王立植物園を抜けると、ニューサウスウェールズ州立美術館があります。

欧米と同様、オーストラリアでも国立州立の場所は大体無料で入館できます。
無料制度は日本でも導入してほしいなぁと思いますね。

日本ではあまり見られない特大サイズの絵画が所せましと飾ってあり、展示室を進んでいくとアボリジニの美術もあります。
草間彌生に似た、独特の色合いと、幾何学的であったり有機的だったりする不思議な線と点が並ぶ絵がたくさんありました。

無料なので、時間があればおすすめです。

私は行きませんでしたが、ここの地下一階のカフェはランチがおすすめらしいです。
オーストラリア価格なので$20くらいするみたいですが、美味しいみたいですよ。

私はそこまでアボリジニやオーストラリア美術に興味がなかったので、見学時間は30分程度でした。

 

・オペラハウス 

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美術館から再び王立植物園を抜けて、ハーバーエリアに帰ってきました。
この時点で昼の12時半です。

オペラハウスの日本語ガイドツアーに参加したかったので、13時半のツアーを狙ってツアー案内所(BoxOffice)を探します。

※オペラハウスの日本語ガイドツアーは、2018年7月時点で
10時、11時、12時、13時半、14時半、15時半、16時半
の7回でした。
ツアー時間は30分強、値段は$29です。

 

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 オペラハウスのガイドツアー案内所BoxOfficeは、オペラハウスの西側の広場にある下への階段を下りたところにあります。
ちょっとわかりにくいので、迷う前提で余裕を持っておくといいと思います。

この日は観光客も少なく、予定時刻30分程度前の申し込みでも希望の13時半のツアーに参加できました。
個人客も団体ツアーの10名近い客も合同で1人の日本語ガイドさんに連れられてオペラハウス内を見学します。

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オペラハウスの外側は思っていたより細かいタイルで、しかも真っ白じゃないんです!
これは意外でした。

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オペラハウス内部の支え柱もパイプオルガンみたいな作りで、感激しました。こんな構造物、見たことないです。

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奇跡的に他に清掃員や係員がいない時だけ、ツアー参加者はホールの写真を撮ることができるらしいです。
なぜなのかは忘れましたが(笑)肖像権かな・・・?
この時はその奇跡的な時だったらしく、写真許可が下りました!タイミングに感謝です。


オペラハウスは外観が見られればいいかなと正直思っていたんですが、時間の余裕ができてツアーに参加できた結果、
これはツアーに参加して内部を見た方がいい!と思いました。
建物として素晴らしいです。外側だけではなく、内部も凝りに凝っていて、とても美しい!

 

・ハーバー間フェリー(サーキュラーキーからミルソンズポイント)

 オペラハウスツアーで幸福感に包まれた結果、昼までの疲れきっていた気分が回復しました(笑)

ここからまだまだ歩いて観光です。

(間にオペラハウスを挟んでなかったら、この時点でもう疲れすぎてホテルに帰りかねなかったです。。)

 

オペラハウスから北上し、サーキュラキーのフェリー乗り場ハーバー5からMilsonsPointへのチケットを購入します。
※MilsonsPointへの航路はいろんなルートがあるみたいなので、不安な場合は現地でチケット係員に確認した方がいいと思います。乗り場も変わることがあるようですし。

 本当は係員から購入したかったんですが、まさかの!
チケット券売機でしか売ってない・・・!!!

サーキュラーキーは色々な行先のフェリーがあるので、
間違ったフェリーチケットを買っていないか、間違った列に並んでいないか、、すごく不安なまま、
搭乗時刻を並んで待ちます(笑)

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いよいよ乗船。。はたして、正しい場所に辿り着くのか不安です。

季節は冬だったこともあり、乗船率は低め、外の椅子に全員座れるくらい空いていました。

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ハーバーブリッジ下をくぐります。
みんなテンションが上がってます(笑)
天気も良く、すごく港の風景やハーバーブリッジが綺麗でした。

そして、無事、MilsonsPointに到着です!良かった!

 

・ハーバーブリッジ

MilsonsPointからサーキュラーキー方面を眺めつつ、ハーバーブリッジに登れる階段を探します。

船場所から東へ歩きつつ、ハーバーブリッジをくぐり、JeffreyStのフェリー乗り場を横目に、ミルソンズポイント駅に向かって北側の階段を上ります。

この辺りはひと気が少なく正直怖かったですが、たまにすれ違う散歩中の地元の方々があいさつしてくれるのでちょっとほっとしました。

階段を上るとハーバーブリッジの横(東側面)の道に出ます。

日本の高架沿いの雰囲気に近いですね、ちょっと怖い気がする道です。治安は悪くなさそうなんですけどね。

そのまま駅に向かって北上しているとほどなくハーバーブリッジに登る階段があります。

 

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徒歩道と車用レーンが完全にわかれているので、歩きやすいです。
こちらも、散歩中の地元の方が多く、観光客は少なめでした。

両サイドの柵があみあみなので下の海がよく見えます。高所恐怖症の人はムリかもしれません。

フェリーから見た街もとてもきれいでしたが、ハーバーブリッジから見た街はまた雰囲気が違って見えます。
マンションの住人が布団を干していたりする様子が見えることもあって、人が住んでいる街なんだなぁと実感するというか。

渡り切るまで30分もかからなかったと思います。
晴れていて、歩くのが平気な人であれば、無料なのに雰囲気もあり、とてもいいと思います。

往復歩くのはつらいので、
片道フェリーで片道ハーバーブリッジを渡る、
が両方味わえて美味しいです。

・Argyle Cut

ハーバーブリッジを渡り終えて階段を降りるとシドニー天文台近くに着きます。

私はここでハーバー側(東)に降りたので、ArgyleCutを抜けて天文台を目指すことにしました。

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Argyle Cut

ArgyleCutは、岩をくりぬいたトンネルです。
昔オーストラリアが流刑地だったころ、流刑人が手掘りで掘りぬいた場所として有名らしいです。
途中トンネル上部に行ける階段があるので、気になる方は登ってみるといいかもしれません。

壁面をよーく見ると、場所によっては手で掘ったようなノミの跡が残っています。

 

シドニー天文台 

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ArgyleCutを抜けて丘を登ると、街を見下ろす小高い丘の上に天文台と併設の無料の博物館があります。

博物館は17時に閉まりますが、敷地は開放されています。

ぎりぎり博物館に入れたので見学してみましたが、機器がたくさん置いてあるこじんまりした場所です。
天文台の上の方に登れます。
天文が好きな人なら見てもいいかな、という感じですね。
建物好きにもおすすめです。ちょっと古くて渋い作りでした。

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わざわざ夕方にここに来たのは理由があって、ここから見る街やハーバーの夕焼けがとても綺麗だと聞いたからでした。

夕焼けでなくともものすごく綺麗ですが、夕焼けは本当に美しかったです。
地元の人たちが地面に座って夕焼けを眺めたりしていました。

 

・ホテル

二日目の日程を完了し、ホテルに戻ります。
この時点で18時半くらい。
 
今回宿泊したホテルは
Harbour B&B(The Rocks)
というホテル。

昔ながらの家を改装してホテルとして経営しています。
受付は若いお兄さん、朝ご飯はおばあちゃん、朝のチェックアウトはおじいちゃん、だったので多分、家族経営ですね。

部屋は綺麗ですが、トイレとシャワーは共用です。
そして、エレベーターと暖房器具がありません。
荷物を運ぶのがつらいのと、寒がりの私にとっては地獄のような寒さ(笑)ホッカイロを持って行くべきでした。
シャワーのお湯もぬるいです。ちょろちょろしか出ないですし。
オーストラリアは水が貴重なのであまりシャワーを浴びないとも聞くので、シャワー浴びなくてもよかったかもです。
 
ただ、ホテルの方たちはとても親切で、立地も抜群、朝ごはんも卵・サラダ・ベーコンに色々なパンと、スープや各種飲み物もありましたので、とても良いホテルだと思います。
口コミも良好なので、いつもいい雰囲気なんだと思います。


 

  • 三日目

ホテル - 現代美術館 - ストランドアーケード - マーティンプレイス - 聖マリー教会 - ハイドパーク - クイーンビクトリアビルディング - 国立博物館 - 聖アンドリュー教会 - 中央駅 -(電車)- シドニー空港

 

 

・現代美術館

ホテルをチェックアウトし、荷物を持っての観光開始です。

まずはホテル近場の現代美術館へ。無料です。

受付のお姉さんが「バックパックはだめだからロッカーに預けてね」と優しい英語で教えてくれ、ロッカーに荷物を詰めてから見学開始。

現代アートアボリジニー芸術が混在しています。
前の日に見た州立美術館よりも、こちらの方が面白かったです。癖が強いものが多かったですね。

併設のミュージアムショップも面白い雑貨がたくさんありました。
MoMA的なグッズが多いです。

見学時間は1時間程度でした。


・ストランドアーケード

徒歩でストランドアーケード目指して歩きます。
工事中の道も多く、ヨーロッパ系ではない人が多いこともあり、ちょっと一人歩きは怖いです。
ハーバー付近は治安がいいんだなぁと実感しました。

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室内商店街、といえばいいんでしょうか。
綺麗に整えられた数階建てのアーケードの中に個性的なショップがたくさん入っています。
床や壁もデザインされているので、歩くだけで楽しいです。


・マーティンプレイス

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マーティンプレイスまで徒歩移動です。
途中、シドニーのアイコン的な塔が見えたので写真を撮ったりしつつ、街並みを眺めながら移動です。
ビジネス街に近づくにつれて治安が良くなってきました。

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ここがマーティンプレイス、らしいです。
マトリックスの映画撮影が行われたとか。
観光客が多く、ビジネスマンは皆無でした。仕事中なので外には出てないんでしょうね。

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触ると幸せになれる、とかいういのしし像。
鼻を触るといいんでしょうね。鼻だけ触られすぎて輝いています(笑)
私も触ってみましたが、効果はあったのかなぁ、よくわかんないです。
 

・聖マリー教会、ハイドパーク、クイーンビクトリアビル

再び徒歩移動、聖マリー教会へ。

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中の見学オッケーだったので内部に入ってみました。
ザ、教会!でしたね。静かな雰囲気だったので中の写真は撮らずじまいです。
ここのグッズ売り場がお買い得で、絵葉書やメッセージカードなど、素敵なものがたくさんあります。
私もお土産にメッセージカードを購入しました。

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ハイドパーク。
銅像がある広い芝生の公園、です。サンドイッチをかってここで食べるのもいいかもですね。

この後、クイーンビクトリアビルを見に行ったんですが、
ストランドアーケードのほうが好きだったのであまり見学せずに出ました。
写真も撮っていません。


国立博物館、聖アンドリュー教会

再び徒歩にて国立博物館へ。
流石に荷物を持ったまま移動しているので疲れてきました(笑)
博物館は「マンモス展」をやっているとかで、ちょっとお高めの値段でした。
そう、このマンモス展の目玉は冷凍マンモス。
日本に来た冷凍マンモスを、日本公開前にオーストラリアで見ちゃいました。
解説は全英語表示なのでじっくり読む気もせず、日本で見た方が結果的に良かったような・・・。
 
中は超広く、恐竜の骨格展示や、オーストラリアの生き物の解説展示などボリュームたくさんです。
恐竜の骨格展示は数が多くてすごかったですね。恐竜好きならここは行ったほうがいいです。

見学時間は1時間半くらいでした。

この時点でお昼。
歩きまくってお腹がすいたので、博物館のカフェでランチしました。
パンランチ、スープランチ、キッシュランチ、みたいなくくりのランチメニューがあり、
食材が英語で書かれてるものの、食材名とかわからんわ!と絶望した結果適当にスープランチにしました。
店員さんが「あなた英語あんまりわかってないでしょ」ってスタンスで対応してくれたので、すごく優しい英語のランチセット説明と、座席のキープの仕方、カトラリーの場所など、懇切丁寧に教えてくれました。
オーストラリアは人がいいよ、と聞いてましたが、ここでも実感しました。
ランチはものすごく美味しかったです。スープがサラダボールサイズで一人分にしては多すぎましたが(笑)
 

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ランチで回復し、再び徒歩にて聖アンドリュー教会へ移動。
大きな教会だと事前情報を仕入れていたのですごく楽しみにしていたのですが、この日は扉が施錠されており入れませんでした。。残念。 

あとはひたすら徒歩で中央駅へ移動です。
ビジネス街から中央駅まではどんどん治安が不安になり、ヤンキーたちが跋扈する恐怖の道でした(笑)
ひとり歩きはちょっとこわいかも。

聖アンドリュー教会が開いていなかったのもあり、思ったより早く中央駅に到着。
中央駅では自動券売機(クレジットカード可)で$18.5の空港行きチケットが買えます。改札は自動改札でした。
中央駅内は広いのですが、改札を抜けてから空港マークの入ったわかりやすい標識がたくさんあるので、空港線のホームには迷うことなくたどり着けると思います。


シドニー空港

20:55 シドニー空港 -(ANA)- 5:30 羽田空港

 

乗る便は21時前発なのですが、15時半頃に空港に到着。
早く来すぎて、手続きカウンターが開いていませんでした(笑)
待つスペースもほぼないですし、カウンターがあくまで暇を持て余しました。
 
18時くらいに開いたカウンターでチケットを確認し、出国審査もすんなり通過、搭乗までの間は免税店とニュージーランド航空ラウンジ(ANAのプレミアムエコノミー搭乗者が利用できるラウンジはここだけです)で再び暇を持て余します。

入場時に受付のおばさまに
「あなた、搭乗までかなり時間あるわよ?ラウンジは出入り自由だから、飽きたら外にでて、また戻ってくればいいわ!」
と適格なアドバイスをいただき、またオーストラリアの人は優しいなぁと思いました。
 
ニュージーランド航空のラウンジは航空会社のメインラウンジ(ANAなら羽田・成田、カタールならドーハ)ではないのもあるのか、わりと殺風景で普通です。
受付のおばさまの助言通りラウンジに飽きた私はラウンジから出て構内を放浪しました。
 
そんなこんなで、待って待って、ようやく搭乗開始。
再びプレミアムエコノミーで帰路に着きます。
復路は疲れきっていて、往路よりぐっすり眠れました。



  • 四日目

7:35 羽田空港 -(ANA)- 10:10 那覇空港
15:10 那覇空港 -(ANA)- 16:45 熊本空港

 

早朝、羽田空港に到着し、那覇空港まで移動します。

この時点で眠ったとはいえ、疲労はピーク。
本当は那覇で乗り継ぎまで時間もあるし観光して帰ろうと思ったのですが、那覇に到着した時点でその考えも消えました。
疲れすぎて無理(笑)
 
那覇経由の海外はきつい、とよく修行僧は言いますが、やはり私にもきつかった。
自分は大丈夫かも、と思った愚かさを恥じました。
このきつさが「修行」と呼ばれる所以ですね。

次の日から仕事だったのですが、しんどすぎました。
那覇で1泊すべきですね。
 
今思い起こせば、SFC修行の中できつかったのはこの旅程だけでした。
他は割と気ままだったたように思います。
やはり機中泊が続くときついと思いますので、自分の体力と相談しながらの日程をおすすめします。