JGC回数修行をするにあたっての準備として、
超過密フライトの一部が遅延・欠航した時に受けられるJALの対応をまとめておこうと思います。
(2023年5月31日追記)
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出発日より前に遅延・欠航の可能性が発表された場合
ほとんどの場合は、JALサイトなどから無料キャンセル・変更可能です。
ただし、
基本的には何も補填はありません。
例えば2泊3日で1泊目那覇・2泊目宮古島の予定で出かけ、1日目に無事に那覇に辿りついた時点で2日目宮古島行きのフライトの欠航が発表された場合、
宮古島行きフライトのキャンセルは無料でできる可能性が高いですが、行けなくなった宮古島の宿泊代の補填もなければ、代わりに那覇で1泊する分の宿泊代の補填もない、ということです。
この天候不良による無料変更、下の2の場合も同様ですが、
30日以内の振り替え対応のみなので、
30日以内に同様の旅程で出かける暇がない or 空きがない場合は
無料キャンセルするしかありません(泣) -
出発日当日に遅延・欠航が発表された場合
・悪天候、天災、空港閉鎖、管制指示による離発着制限などの不測の事態による遅延・欠航
1と同様に、補填はありません。
搭乗予定便のキャンセル・変更はほとんどの場合無料になります。
不測の事態といってもほぼ悪天候なので、大体がJALのサイトに
「悪天候で飛べない可能性があります。変更・キャンセルは無料で受け付けますが、変更かキャンセルしませんか?」
的な告知が出ており、超不安状態で迎えた当日「やっぱダメか…。もっと早く決めてほしかったよ!」とがっかりするパターンですね(笑)
私はこの度の6月初頭に来てしまった台風2号で、
前日の1便欠航決定により全7フライト無料変更しました。
まだ家から出てなかったのと、
宿泊予定のホテルが「欠航なら…」とキャンセル料を無料にしてくれたので出費もなく済みました。ありがたい!!
この2の場合は補填はないですが、
国内旅行保険の適用になる場合があるので、
保険加入者やクレジットカード付帯の国内旅行保険がある方は、
遅延や欠航の証明書と、その日の食事代・移動代・宿泊代のレシートや領収書はしっかり保管しておいた方がよいです。・JALに起因する遅延、欠航
具体的には、機材の不足・不備が見つかった場合、最近だと搭乗システム系の不具合事案も多いです。
これは空港に到着してから知ることが多いので、便によってはみんな大慌てで混乱の極みになるやつですね。
カウンターが激混みして、大規模だとテレビ局が来るパターンです。
この場合が唯一宿泊費や移動費などが補償されます。
パターンとしては、
① 遅延・欠航したけど今日中に最終目的地までは行ける
→ 遅延のために当日中に発生した余計な費用(予定していた公共交通機関が使えなくて乗ったタクシー代など)を補填
② 遅延・欠航して今日中に最終目的地に行けない
→ 宿泊代・宿泊地までの往復交通費補填 & 当日乗る予定だったこの後の便の後日振替やキャンセルも手数料無料でできる
とのことです。
が、当日宿泊予約していたホテル等のキャンセル料は出ないみたいですね。
あとは2泊3日予定の1日目が遅延・欠航して、2日目朝に予定してたフライトに乗れなくなった場合この便をさらに翌日に振り替えるのもできなさそう。
相談したらいけるのかな?どうなんでしょう。
JALによれば、
当日は、宿泊費・交通費をお客さまにてご負担いただき、その領収書(コピー不可)上の金額分を後日JALからお支払いする(弊社が定める範囲の額内)
とのこと。
私の経験上だと、他に食費(1000~2000円程度)が金券や現金で配られる場合も多く、
配られない時でも食費の領収書があれば補填してくれることもありました。
例外として、
他社運航のコードシェア便は運航会社の基準で対応となるようなので、
例えば天草エアライン運航のJALコードシェア便であれば、「対応は天草エアラインの人から聞いてね。JALとしては何もしないよ!」ということですね。
私もJetStarの最終便で欠航に出くわしたことがあります。
搭乗システムのエラーで成田発のJetStar全便が一気に欠航になり、第3ターミナル内が「物売るってレベルじゃねぇぞ案件」と化しました。
あまりに対象者が多く突然だったので、航空会社側も対応しきれず。
とにかくネットで情報を集めながら、最悪当日中に何も対応がないことまで考えて早めに宿泊ホテルを予約し宿泊費と移動費・食事代の領収書を確保して、
夜中3時くらいまでJetStarのサイトで対応が発表されるのを待ち、翌日便に無料振替となったので仕事は休んで翌日のんびり帰りました(笑)
対象者が多い欠航時の教訓としては、
① 欠航確定したら即宿泊先を確保!です。
早めに宿泊先を確保しないと空港で寝る羽目になります。
みんな周辺で泊まれるところに一気になだれ込むので近場から次第に埋まり、最終的には公共交通機関が終了してたどり着けない場所しか空いていないので結局空港泊に。
航空会社が毛布や食料を配ってくれる場合もありますが、対象者が多すぎるとそれも行きわたらず、床にリュックを枕に直雑魚寝です。
トイレは混むし、航空会社の担当者と客が大声でもめてるしでなかなかつらいものがあります。
それも夜中になるにつれ次第に落ち着いて来るみたいですので、補填費用はなくてもいいし色々考えるのが面倒だなーって方は空港泊もいいと思います。
もうひとつ、
② どんなに眠くても、翌日はやめに帰りたいのなら頑張って航空会社の対応が発表されるまで起きておく!こと。
例えば、振替便が発表されたら一気に対象者の振替予約が入り、翌日乗りたかった便に乗れない事案も発生します。
結局は宿泊先と同じで早い者勝ちです。とはいえ、あまり人気のない路線なら早めに寝て翌日起きてからでも大丈夫かもしれません。
一番最後の砦で私はANAのワイドゴールドカードを保有しているので、
カード付帯の国内旅行保険の航空機遅延保険に頼ろうと思ってます。
JALに乗ってるのに申し訳ないけど、その代わり今後たくさんANAにも乗りますのでお許しいただきたい(笑)
カード代もそれなりに毎年払ってますし!