30代女子の詰め込みすぎ旅行記録

マニアックな旅行好きの、ハードめな旅程記録ブログです。

JR九州イベント「つばめはたち」に参加して、旅行もせずほぼ飲んだだけになった日

JR九州からダイレクトメールが来たのは、2/9でした。

3/9の1日だけ、新八代駅から鹿児島中央までの区間で新幹線の自由席に乗り放題3,900円

なんかプレゼントでグラスと記念タオルももらえるらしい。そのグラスで5杯分の飲み物無料チケット付きらしい。

 

そんなにお酒が飲めない私は、ただ乗り放題したかっただけで速攻予約しました。

これはお酒好きな人が大量に集まるに違いない。

大人は5000枚限定だし、早めにチケットをゲットしておかなくては!と。。

 

超急いで予約したものの、実際はそこまで殺到しなかったみたいで、3月になるまで売り切れてなかったような感じでしたが(笑)

ちなみに、こども券は2000枚限定でしたが当日までチケットが残っていました。

 

売り切れまで時間がかかったのは、

私はJRのいろんな会の長期会員なので、最初はそういうよくJR九州を使ってる人限定でダイレクトメールを送ってたのかも?です。

知り合いの方はJR九州のDM登録をしていたけど2月の時点ではこのイベントを知らなかった様子でしたので。

 

 

そして、当日。私は寝坊しました。えぇ、恥ずかしいことに。

前日遅くまで仕事してたから、いいやもう。と二度寝して寝過ごしました。

本当なら7時半くらいに家を出たかったけど、実際に出たのは10時でした(笑)

 

 

 

 

予定していたスケジュール

7時頃発:家ー(JR)ー新八代

8時半頃:新八代=(新幹線)=鹿児島中央

9時頃 :鹿児島中央~(鹿児島市電)~水族館口

 (徒歩移動)

9時半頃:桜島フェリー乗り場~(フェリー)~桜島(島内バスで小観光)~桜島フェリ~(フェリー)~桜島フェリー乗り場

11時半頃:(徒歩移動or鹿児島市電

 ・鹿児島水族館

 ・仙巌園

  のどちらか観光

14時頃 :(徒歩移動or鹿児島市電

 ・城山公園(展望台)

15時頃 :~(徒歩移動)~天文館~(鹿児島市電)~鹿児島中央

16時頃 :鹿児島中央=(新幹線)=薩摩川内

17時頃 :薩摩川内=(新幹線)=出水

17時半頃:出水=(新幹線)=新水俣

18時頃 :新水俣=(新幹線)=新八代

19時半頃:新八代ー(JR)ー家

※ー:自費、=:つばめはたちきっぷ、~:CUTE(一日乗車券)の利用予定

 

 

 

現実のスケジュール

10時頃発:家ー(JR)ー熊本

11時頃 :熊本駅できっぷ発券とパン購入。熊本ー(JR)ー新八代(移動しつつ昼食)

11時半頃:新八代でプレゼント交換と一杯目(ソフトドリンク)

12時頃 :新八代=(新幹線)=鹿児島中央

13時頃 :鹿児島中央でメンチカツと二杯目(だいやめ)

14時頃 :鹿児島中央~(鹿児島市電)~水族館口

 (徒歩移動)

14時半頃:桜島行フェリー乗り場~(フェリー)~桜島

 ・フェリー内でうどんを食べる

15時頃 ・アイランドビューバスでフェリー乗り場→湯之平展望所→フェリー乗り場

16時頃 :桜島~(フェリー)~桜島行フェリー乗り場

16時半頃:(徒歩移動)

 ・城山公園(展望台)に行こうとしてバスが来ず断念

17時頃 :~(徒歩移動)~天文館~(鹿児島市電)~鹿児島中央

 ・鹿児島中央かすたどんを買う

17時半頃:鹿児島中央=(新幹線)=薩摩川内

18時頃 ・薩摩川内でさつまあげと三・四杯目(BEYOND GODAI、野海棠)

18時半頃:薩摩川内=(新幹線)=出水 

19時頃 ・出水で五杯目(かぶと鶴見)

19時半頃:出水=(新幹線)=新水俣

20時頃 ・新水俣でコンビニに寄る

20時半頃:新水俣=(新幹線)=新八代

21時頃 :新八代ー(JR)ー家

※ー:自費、=:つばめはたちきっぷ、~:CUTE(一日乗車券)の利用

 

 

 

旅程

ここからは、酔っぱらってたいして写真も撮っていないですが、、旅行の記録です。

 

JR九州の発券機、発券まですごく時間かかりますよね。

事前予約してても、押すボタンが多いし、発券枚数が多いとスムーズにいっても一人1分くらいかかる気がする。

今回も切符1枚、飲み物チケット5枚、プレゼント引き換え券1枚、領収書1枚の計8枚だったため、めっちゃ時間かかりました(笑)

 

新八代

新八代駅について、とりあえず記念品(プレゼント)交換にチケットを係員さんへ渡します。

ここの受付で5組くらい並んでました。

 

もらえたのは、マフラータオルと、イベントのチラシと、

つばめはたちのグラス。

(家に帰ってから撮ったので、サイズ感比較で500mlペットボトルと一緒に。想像の5倍の大きさでした…笑 グラスは50mlか100mlサイズだと思ってた。。)

 

それにしても、やばい、これで5杯無料って!

それだけでもうきっぷ代のモトがとれてしまう。。

しかも普段飲めない珍しいお酒もあるので、すっごい得した気分です。

 

ちなみにイベント概要はこんな感じ。

色々やってますね。しかも鹿児島中央駅のお店でのお得なあれこれがついてます。

各駅のイベントとお酒提供はすべて11時~19時まででした。

 

 

駅前広場にでると、想像以上に混んでいます。

 

新八代駅は「メルシャン」が出店しているらしいので、

ここではこのイベントではレアな(多分)、ワインでも飲もうかな!

とワクワクしながらチラシをチェック。

 

ん?メルシャン、焼酎とその他だけで、ワイン提供してない!!

出鼻をくじかれました(笑)

 

飲食ブースもお酒の提供ブースもそれぞれ20人くらい並んでて、

特にお酒は「メルシャン」と「球磨焼酎酒造組合」の2ブース(カウンター)しかないので行列です。

予定していたワインがないのと、並ぶだけで20分くらいかかりそうでしたのでここで飲むのはやめて、

駅内のキオスクでソフトドリンクと交換もできるようだったので、キオスクに並びました。

 

そう、キオスクも行列(笑)

 

新八代駅だけで、ソフトドリンクを1本もらっただけなのに1時間弱使ってしまいました…。

球磨焼酎飲んでみたいし、メルシャンのお酒も気になるけども。諦めて先に進みます。

 

なんていっても、私はすでに寝坊しているので、時間が。。

 

 

 

鹿児島中央

車窓の山々を眺めながら、鹿児島中央に到着。

道中で車掌さんが「記念カード」を丁寧に手渡ししてくれました。

背景がチラシなので画がうるさいですね(笑)

裏はこんな感じ↓でした。温かいサービスに感謝です。

 

道中、すでにつばめはたちグラスで飲みながら車内を徘徊している猛者たちが続出していました。

 

自由席が全席埋まっていたのでうろうろせざるを得ない感じではありますが、

何も知らない一般客だったら「なんで赤ら顔の千鳥足(ウー)マンが酒をグラスでもって徘徊してるの?!」と超怖いかもです(笑)

結構な人数が記念品のマフラータオルを首に巻いていたので、余計てやんでぇ///感がありましたし。

 

 

一日乗車券 CUTE

ここでは改札を出てすぐの総合案内所で

鹿児島市内と桜島の一日乗車券「CUTE」を購入します。

 

www.kotsu-city-kagoshima.jp

<料金>

 1日券 大人:1200円 こども:600円

 2日券 大人:1800円 こども:900円

 

<利用できるもの>

 鹿児島市電路面電車

 鹿児島市バス カゴシマシティビュー(観光ルートバス) サクラジマアイランドビュー

 桜島フェリー

 

<付属の割引券>

・維新ふるさと館 ・かごしま近代文学館 ・かごしまメルヘン館

・市立美術館 ・黎明館 ・西郷南洲顕彰館 ・かごしま水族館

異人館 ・桜島マグマ温泉 ・アミュラン ・仙巌園

 

かごしま水族館の割引率がすごい!

 

 

 

バスなどで見せる券面はこんな感じ↑

むかしなつかし、クラッチです。

柔らかいので、コインを出さずとも爪ですすっと削れました。

 

 

ほかにも鹿児島市内限定の一日乗車券もあり、そちらは大人:600円と、CUTEの半額です。

その一日乗車券も上記割引券がついており、無料ではないものの桜島フェリーも40円引きで利用できます。

 

桜島フェリーで往復して、さらにサクラジマアイランドビューに2回以上(もしくは一周)乗る予定の方CUTEのほうがお得だと思います。

 

あと、水族館の割引額が300円と大きいので、

桜島には行かないけれど、かごしま水族館に行くのと合わせて市電・バスに2回以上乗る方鹿児島市内限定の一日乗車券がお得だと思います。

 

 

二杯目(お酒一杯目)

いちき串木野(くしきの)市の濱田酒造が運営する蔵のひとつ、傳藏院(でんぞういん)蔵で作られた芋焼酎

「だいやめ」

をいただきました。

 

www.hamadasyuzou.co.jp

 

焼酎は、森伊蔵と村尾などのお高いやつしか知らない私は、、いや、嘘です

だいたいお店で飲むのは黒霧島のお湯割りです。どこにでもあって安定のおいしさですよね。焼酎!って感じもあるけど飲みやすいし。

 

それはそうと、なぜこれを選んだかというと、

パッケージがかわいかったから

ワイン風だしフルーティーそうで、わかりやすく気になったからです。

そう、私は、典型的な、最新のイメージ戦略にのりがちなありふれた人間です。

 

でも、パッケージで選んだけど!、これめちゃくちゃおいしかったです。

割り方は酒蔵の人?お勧めのソーダ割にしてもらいました。

ライチ的な味わいで、正統派焼酎好きには避けられるかもしれないが、でも若者ウケ・女子ウケは絶対いい。

ジュースのようなさわやかさだけども甘ったるくはない、むしろ甘みはそんなにない気がする。

ちょっとお酒のキリっとした部分もあり、なんだか揚げ物にも合う味です。

(ちなみに黒豚メンチカツとともにいただきました。)

 

焼酎を避けてた人に勧めたい一品でした。

実はソーダ割り嫌い(笑)な私でもおいしかったです。むしろ、ソーダ割がベスト!って感じ。

 

焼酎ってのはあのくさみが大事なんだぜぇ!って人や、

これ焼酎で頑張って出さないといけない味かな?と思ってしまうタイプの人でも、単純に、

「この味を出すのってすごい技術なんだろうなぁ」

と思える人なら楽しめるはず。

 

お酒一杯目からおもしろい出会いでした。すでに来てよかった。笑

ご馳走様です!

 

 

この後は、

酒に弱い私でもなぜか全然酔っていないというミラクル焼酎パワーで元気になって、

桜島フェリー乗り場に向かいました。

 

 

 

桜島

駅前から市電に乗り、水族館口で降りて徒歩10分弱、フェリー乗り場に到着しました。

 

フェリー

 

鹿児島市から乗るときは改札も何もありません。

「支払いは降りるとき」みたいな看板がいくつか通路上にありました。

フェリーは30分おきくらいに出ているのであまり時間を気にせずに行動できるのがいいですね。

わりと発船時刻ぎりぎりでも乗せてくれます。あまり時刻表の時刻には正確じゃないかも?

 

フェリーは車や自転車、バイクも乗れます。

人間だけの場合は大人片道200円でした。安い!

 

フェリーの中には客室もひとフロア分あるのでテレビを見ながらのんびり座るのもよし、

海を眺めながら外のテラス席(屋上は全部テラス席、客室の階にもテラス席があります)でうどんを食べるもよし。

 

 

 

うどんは客室で食べてもいいみたいですが、意外と客席はいっぱいになっていたので、外が気兼ねなくていいかな。。

山菜好きの血が騒いだので、今回は500円の普通うどんではなく、650円の山菜うどんを購入しました。

 

まず、このうどんの注文が初めての状況で驚いたのですが、

店員さんが1人のみで、

 ①カウンターでうどんを注文する

 ②店員さんがうどんを作る(麺をゆでる→器に汁を注ぐ→麺を入れる→具をのせる)

 ③店員さんがうどんを出す

 ④店員さんがレジをする

の①から④までを客1人ごとにわりとのんびり行うので、正直立ち食い系ないし麺系飲食店とは思えないほど配給までが超スローです。

 

先に注文を聞いておいて一気に数人分作る、のではないのです。麺を一気に数人分ゆでておく、器をすぐ出せるように準備しておく、ということはないのです!

麺は、絶対に(たとえ数人分をまとめて注文したとしても)、1人ずつゆでてくれる!!

やさしさ。そう、ひとりひとりに寄り添うホスピタリティの極みからたどり着いたやさしさに違いない。

私が乗ったフェリーのうどん担当の方だけかもですが。。

 

そして、この船の移動時間は「15分」

私は2番目うどんだったからまだ気にならなかったけども、

多分6番目うどんくらいからはソワソワするはず。下船まで時間がないから焦ると思います。

うどんは早めにご注文を。お気を付けください。

 

とか言いましたが、うどん自体は一般的なうどん屋で出てくる量の半分くらい。

そしてぬるめの汁でやわやわ麺なので、猫舌でも一気食い可、しっかり噛まなくてもいい。

ので、そんなに食べるのが早くない私でも5分あれば食べきれました

 

いい天気すぎる!

フェリーのテラスと屋上は風が強いのでダウンジャケットレベルの寒さでしたが、天気が良くて桜島も綺麗だったので観光客は大勢外に出ていました。

 

 

桜島に到着。

下船時は一応改札があり、係員の方が料金を受け取ってくれます。

私はCUTE利用なので券面を見せるだけですすっと終わりました。

 

ここの改札もうどんと同様、1人1人対応してくれます。

先を急ぐ人もいないので、誰かが改札で詰まると後ろの人はみんなぼーっと待っているという。

詰まった人のすぐ後ろで200円を握りしめている人も、ぼーっと待っている。。

「あの人、まだなのかな?!」「もう準備できてるから先に通してよ!」とかの圧を全然かけないんですよ…

信じられないくらいの穏やかさ。。

 

もう少しスムーズな改札のやり方がありそう、とふと思った私はスレてしまったのだろうか。

私はすっかり資本主義の効率厨に毒されてしまったのだろうか。時は金なり、の時代は終わりを迎えようとしているのか。この穏やかさこそこれからの時代を切り拓く…

みたいな哲学的思想にこの待ち時間に一瞬没入しました。

 

 

サクラジマアイランドビュー

せっかく来たから、どこも見ないにしてもせめて一周したい。

という意味不明な思考に陥った私は、

一日乗車券CUTEで乗り放題のサクラジマアイランドビューに乗ることにしました。

乗り場は、フェリーターミナルをでてすぐの一番奥のバス停です。

 

ほぼフェリーと接続して運航しているため、フェリーから降りた客が大勢乗り込んできて、早めに並ばないと席に座れませんでした。

 

そして、これ、

よく調べもせずになんとなく名前で島一周しそうって乗ったんですが(笑)、

全然島一周しません!

この、赤丸のあたりの範囲を1時間程度かけて回るバスです。

 

ざっくり言って行く場所は、

フェリー乗り場→マグマ温泉→ビジターセンター→道の駅(物産館)→長渕剛の像がある展望所→湯之平展望所(一番高い展望所)→フェリー乗り場

です。

これは昔行った時の↑叫びの肖像。今回は撮り忘れてました。

 

道の駅(物産館)まではフェリー乗り場から徒歩圏内だなと思いました。

私は時間がなかったのでどこも降りずにいきましたが、

湯之平展望所は降りてゆっくり見るとよさそうです。

湯之平展望所からはより近い桜島が見えました。

展望台に登れば鹿児島市方面も綺麗に見えるみたいでした。…車窓から見えた看板によると。。笑

 

正直、展望所でのんびりしてから、ゆっくり温泉に入って、最後に道の駅で買い物して荷物を重くしたい(温泉と道の駅はかなり近い)ので、

バスルート的には逆がベストなのになぁと思います。

でもビジターセンターで勉強してから展望所に行きたい気もする。。悩ましいところですね。

 

このバスで、フェリー乗り場→フェリー乗り場の乗りっぱなし派は3組くらいいました。仲間いた!笑

 

 

 

鹿児島市

フェリーで再び鹿児島市内へ戻ってきました。

ちなみに、帰り(桜島→鹿児島)は、乗船時に改札があります。下船時は改札なしの前払いでした。

 

城山に登ってみたいとふと思い、フェリー乗り場から城山方面へ歩きました。

市役所付近から天文館に至るまで、荘厳な建築群が立ち並んでいて圧巻です。

こんなでかいのいる?!んだもしたん、いりもはん!(適当方言で薩摩の人に怒られそうだな…笑)ってくらいあれもこれもでかい。

島津家の、薩摩藩のすごさを実感します。

全体的に北欧風な気がしますが、理由があるのだろうか。

 

城山の下、黎明館の横までたどり着きました。

地図を見る限り城山展望台まで結構かかりそう。

日が少し傾いてきたので、進むべきか、進まざるべきか、、超悩みます。

 

バスが10分以内に来たら行こう!と、時刻表では5分後に来るはずのバス待ち続けて15分。。あれっ?

全然来ないんですけど!ともやもやしてきたあたりで、

そうだった、ここはみながゆったりと待ってくれる街、鹿児島だった。私が生き急ぎすぎたのだ!

と思い直して、諦めました。

 

途中で逆光でよく見えない西郷隆盛の像を横見しながら、

徒歩で駅まで戻り、市電で鹿児島中央に戻ります。

 

 

ここで、予想外にぎゅうぎゅうな満員電車に乗り合わせ、

車両後方にいた私は鹿児島中央で降りられるかな?とちょっと不安になってきました。

 

でもみんな降りるよね、鹿児島中央だし!と思っていたら鹿児島中央に到着。意外とみんな降りません。車両前方の人が少し降りたかな、という程度。

私のすぐ横に居た女性が「あの!私ここで降ります!!」と慌てて人混みをかき分けて前方へラッセルし始めました。

これは、私も続くべきか?!と悩んでいたところ、改札で詰まっていた人が降り、残っていた前方の人たちはスムーズに下車しほぼいなくなりました。一気に車内はスカスカに。

すると後方の人もみんな立ち上がり下車に向けて動き出し始めました。

 

そう、これもまた、

前の方の人から順番に、慌てずにおりましょうね。変な圧をかけて、ゆっくり降りている人を焦らせてはいけませんよ!

の、鹿児島のやさしさ性質に違いない。なんと一体感のある性質なのだろうか。

 

なんというか、例えば機内だと同じように前方からすすっとはけて行って、でも前方にいて時間がかかりそうな人は自らよけて、急いでいる人を先に行かせるじゃないですか。

あれはスムーズで一番効率的で、でも自らよけている人はよけない時より時間がかかる分少し犠牲になっている

 

鹿児島では何を優先するかというと、

並んだ順番を守ること、であって、

急いでいるなら早めに準備して前の方に並んでおけ、ということでしょうか。

何においても並ぶ場ではすべてにおいてこれが適用されるという。

そう思えばそれも一つの正しさな気がする。今まで考えてこなかった新しい価値観というか、世界観というか。不思議な体験でした。

 

 

そして、鹿児島中央駅で蒸気屋の「かすたどん」を購入。

jokiya.com

パッケージはあるけど、かすたどん本体の写真を撮り忘れました(笑)

 

ここもめっちゃ並びます。

 

店員さんがテキパキしていないのんびりしていたため、

私の2人前にいた自分の「かすたどん」1個をもって並んでいた都会派っぽいメンズは眉間とこめかみに青筋が浮かぶレベルのキレた顔っぷりでした。何も愚痴は言わなかったけど、顔と、店員さんがレジ対応する前から早々にスマホQR決済画面を出して主張していた態度が雄弁に語っていました。

きっと、あの「かすたどん」をただ帰路のおやつで食べたかっただけなのに、10人待ち程度の列で予想を超えて20分も並ぶ羽目になったからでしょう。。

もしくは彼女に「ねぇ、鹿児島行くならかすたどん買ってきてよ!」と言われてしぶしぶ並んだだけかもしれません。

 

私は、彼の事情を妄想しながら列を並びきりました。20分が溶けるようにすぎていました。知らないメンズ、ありがとう。

 

でも、私の溶けた20分は、この後の旅程に大きな影を残しました(笑)

 

 

川内

鹿児島中央を出て、新幹線で川内駅へ。

「つばめ」はイベントで全席自由席でしたが、たまたま来たのが「さくら」だったため、自由席は1~3号車のみ。

指定席はスッカスカですが、自由席は満席で立ち乗りが出るくらいです。

 

そして時間的に、もう新水俣のイベントには間に合いません。。

どう頑張っても時間的に川内と出水で終わり。

今から新水俣に直行しない限りは、イベント撤収後の19時過ぎにしかたどり着けません。

 

あぁ、あの「かすたどん」がなければ、、と、そもそもは寝坊したのが原因なのにかすたどんを買ったことを後悔する私。

チラシを眺めながら、新水俣にはワインがあったのに!あぁ、ワイン!!と、なんだかとてつもなくもったいないことをしたような暗黒な気分に陥りました(笑)

 

でも、川内と出水の焼酎が見たい気持ちが勝っているから仕方ない。。

新水俣は諦めます。またいつか行きます。

 

川内では駅近くの売店が空いていたので、つまみにさつまあげを購入。

 

三杯目(お酒二杯目)

本日二杯目は、薩摩川内市山元酒造芋焼酎

「BEYOND GODAI」

です。

www.satsuma-godai.co.jp

再度恥ずかしながら、これもなんとなくパッケージがかわいかったから選びました。

 

これもフルーティー

まぁそうよね、、パッケージが華やかでデザイン性がかわいい雰囲気の似たイメージってことは、戦略的に同じわけで、同じ路線よね。とスレたアラフォー女(私)は一口飲んで独り言ちました。

 

これも酒蔵の人?のおすすめはソーダ割だったので、それでお願いしました。

 

いや、なんだかんだでやっぱりおいしいな。。

ソーダ割り苦手な私でもやはりおいしい。「だいやめ」はライチ感が強かったですが、こちらは同じく南国系ではあるものの少し白ワインのようなさっぱりした果実感というか。

「だいやめ」と飲み比べたい!うわぁ!違いを感じたい。。

 

 

18時頃の薩摩川内は、もうすぐ撤収ですよーという雰囲気が満載ななか、

座席も若干あいてるくらいのまったりした雰囲気。

お酒ブースの酒造の方々も、「今日は賑わったねぇ~」という感じでほのぼのしていました。

なんだか気楽な居酒屋みたいな雰囲気にもう一杯飲んでこうかなぁと思いました。

 

 

四杯目(お酒三杯目)

そして本日三杯目は、薩摩川内市祁答院(けどういん)蒸溜所芋焼酎

「野海棠(のかいどう)」

です。

 

プレミアムだったような、シンプルな芋焼酎の方だったような…。

どっちか不明ですが、サイトの説明を見る限り、多分シンプルな芋焼酎の方かな?

飲んだのは、プレミアムの説明にあるようなフルーティー系ではなかった気がするので…。

www.imoshochu.com

www.imoshochu.com

 

こちらを選んだのは、名前が読めなくて謎だなと思ったのと、ラベルデザインのバランスと文字がかっこいいな!と思ったから、です。

そう、なんかごちゃごちゃ書きましたが、今までと同じく、ラベルで選びました。

 

これは、今までフルーティー系を2杯飲んできて、今日初のザ・芋焼酎な風味。

しかし、なんというか、ふくよかな香り、としか私のつたない語彙では言えないけど、まさにそれ。

珍しい製法である木桶と木樽蒸留器の効果か、ウイスキー系のウッディな香りがします。ウッディな焼酎って斬新だなぁ。

今日は斬新なのばっかり飲んだなぁと酔っぱらってきた頭で思いました。

 

そして適当に安いやつを、と買ったさつまあげがめっちゃおいしい。なんだこれ。

この焼酎にめちゃめちゃ合います。

うーん、この焼酎、チャーハンとかにも合いそう。濃い味のごはんと一緒に飲んだらこの風味がよりいい残り方をする気がします。

 

 

そろそろ出水に向かわないとイベントが終了してしまいます。。

他も気になったのですが、30分で2杯も飲んでしまったので肝臓のお休みもかねて次へ移動しました(笑)

 

 

出水

こちらはギリギリにたどり着いたので、もうイベントも終わるぞーという雰囲気満載でした(笑)

 

 

五杯目(お酒四杯目)

そして本日四杯目は、阿久根市大石酒造芋焼酎

「かぶと鶴見」

です。

 

shop.oishishuzo.co.jp

五代目が現代に復元させたかぶと釜蒸留器での蒸留をおこなっているという、レア製法なのだとか。

 

こちらもかなりふくよかな味わいです。先ほどの「野海棠」とはまた違った濃くて強い風味。ウッディさも確かにあります。

適当に(だめなやつ)5:5でお湯割りにしてもらいましたが、強い味なのでもう少し薄めた方がより風味が味わえたかもしれない。もったいないことをしました。

 

例えば居酒屋で飲むとしたら、食事とともに味わうというよりは、このお酒を飲むためのあっさりめなアテを頼む、という感覚になりそう。

サイトの紹介にあるように、食事の味が主張しすぎない淡泊な和食に合いそうですね。

ご当地名物(いや、鹿児島名物?)、きびなごの刺身にも合うのでは。

 

 

パンフレットの鶴がかわいいです。

出水は鶴が飛来する場所なので、電車の車窓からも鶴柄のタンクとか、鶴をモチーフにしたっぽい建物が見えました。

このお酒の名前も、鶴を見ながら、という感覚で名づけられたのかな?風情がありますね。

 

さすがに19時になるとイベント会場は完全に撤収となり、飲んでいた人も散り散りに帰っていきました。

 

さて、ここでイベントは最後になってしまいましたが、乗り放題券はまだ使えます。

 

 

新水俣

せっかく乗り放題なので、とっくにイベントは終わっていましたが新水俣にも寄ってみました。

 

がらーんとした構内。

駅前広場っぽいところにはイベント撤収中のスタッフさんがぱたぱたと動き回っていらっしゃいます。

 

今日の川内~新水俣は全部はじめて下車した駅です。どこも九州新幹線開業(13年目かな?)で新幹線駅が作られたはずなので、綺麗な構内でした。

全体的に東北新幹線の駅と雰囲気が似てるかな。

駅構内には売店が1個あるかないか、コンコースは広いけど、割と無機質であっさりしているというか。

 

新水俣も綺麗でした。

 

旗を見る限り、水俣はお茶売り出し中の様子。

水俣茶といえば、私は水俣「天の製茶園」の和紅茶が好きでよく飲んでいます。

ほうじ茶に近いけどなんか違う独特な甘い風味がいいんですよ。おいしいです。

 

駅のすぐ近くにコンビニがあったので新幹線待ちの間に寄ってみましたが、めちゃめちゃ普通の品揃えのコンビニでした(笑)

こんな酔っ払いにも店員さんの愛想がとてもよく、いい地域に違いない、と勝手にほっこりしました。

 

 

振り返ってみて

無事、5枚分のチケットを使い切りました。

最初の1杯はキオスクで買ったお茶だけど、そのお茶のおかげで酔っ払い過ぎずにここまで乗り切れました。

元気に最後までおいしく頂けたのが本当に良かった。

 

しかも、私、焼酎ならそんなに酔わない気がする。いいやつばっかり飲んだからかな。。

でも1時間くらいの間に3杯飲んでますし、ビールやワインだと頭が痛くなっているレベル。そもそもタンニンが苦手なのかな?最後の2杯はウッディだったのでタンニン感はありましたが、、謎です。

 

 

焼酎の酒造がこんなにたくさんあって、それぞれがこんなに新しい工夫や工法を試している業界なんだなぁと、

今まで知らなかったのがもったいないと思えたいいイベントでした。

 

JR九州のみなさま、酒蔵関係のみなさまと出店の方々など、本当にありがとうございました。

またこんなイベントがあるなら絶対参加します。楽しかった!

 

 

大規模展示アレコレを見に行く、興味がある人だと弾丸になってしまう犬山周辺と名古屋の3泊4日の旅

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2023年12月、3泊4日で愛知北部のアレコレを巡ってきた時の記録です。

 

アレコレ:

有楽苑、犬山城、リトルワールド、名古屋市科学館東山動植物園

 

正直なところ、私には珍しくかなりの行き当たりばったり道中です。

 

 

 

 

1日目

 

犬山へ

行きは九州より、

FDA小牧空港に向かいました。

 

 

JALで予約した別会社運航便で、さらに別会社のマイレージプログラムを設定しても、JGC特典で航空会社ラウンジに入れるのか

ついでに兼ねてより気になっていたアレ↑を出発空港で試してみることに。

 

今回は、

JALFDA運航のJALコードシェア便を予約した後、

マイレージプログラムはブリティッシュエアウェイズ を登録、

空港の航空会社ラウンジでJGC会員カードを見せてみました。

 

結果は、

入れました

ほんとにすんなり入れました。

 

ラウンジ利用規定には「ワンワールド サファイア会員以上」というのもあるので、

とにかく当日その空港でワンワールド系列の飛行機を利用するなら、

JGCワンワールド サファイア会員資格のある私がどこのマイレージを登録してようが大丈夫なんでしょうね。

 

ずっと、

JAL利用時はBA(ブリティッシュエアウェイズ )マイルを貯めたいけど、BAだとこの前普通会員に戻っちゃったし、JGC会員ランクじゃなくてBAのランクが優先されてラウンジに入れなくなるならやだなぁ」、

なんていうとんでも我儘な要望を持ってたのですが、

案外すんなり大丈夫そうだったので良かったと同時にスッキリしました(笑)

 

 

FDA搭乗

「降機」は聞くけど、乗る時って…

乗機?なんですかね?

 

よくわからないのでとりあえず「搭乗」と無難に書いてみました。

 

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エンブラエルでした!

機内誌を読んだ感じだと、FDAは全部エンブラエルのようですね。

フォルムが整っていて美しい機体で好きです。


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朝の便だったのでクロワッサンが付いていました

FDAすごい。。

 

そして離陸も着陸もスムーズでした。機長に感謝です。


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近くの席のおじさまの後ろについて、タラップを降りて空港内へ。

小牧空港は初めてなのでとても楽しみです。

 

と、思っていたけど、、

あまり何もないな(笑)

丘珠空港より何もない感じ。

 

といっても、お土産物店とコンビニがありました。

コンビニであんかけスパともつ味噌煮込みを購入して、

犬山に向かうために名鉄の西春駅行きのバスに乗ります。

 

ここのコンビニの人感じがいいなーと思っていたら、

名古屋・犬山は全部お店やスタッフの人が感じがよかったです。


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ありがたいことにバスでは交通系ICが使えました。

 

バスで20分くらい移動して、西春駅で名鉄犬山線に乗り、犬山遊園駅で下車します。


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犬山遊園駅無人駅みたいです。

駅は綺麗だけど、駅前に

成田山↑」

瑞泉寺↑」

みたいな寺の案内看板がたくさんあって、ここは仏教徒の聖地かな?と不思議な気持ちになりました。


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木曽川沿いを歩いてホテルへ移動。

 

宿泊したのはIHG系列の、

ホテルインディゴ犬山有楽苑です。

 

今年はIHGプラチナエリートなので、とりあえずIHGグループに泊まることにしました(笑)

 

 

 

ホテルインディゴ犬山有楽苑f:id:akkarine:20231219131738j:image

いいホテルでした。

立地も良くて、雰囲気もよく、客層も落ち着いていました。

 

ホテル滞在について詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

akkarine.hatenablog.com

 

 

 

有楽苑・如庵

有楽苑はインディゴ犬山有楽苑宿泊者は無料で入れます。

 

織田信長の親戚の織田有楽斎がデザインした国宝の「如庵」が園内にあります。

如庵はもともと京都に建設されたのですが、その後各地を転々と移築されて、最終的にインディゴ犬山有楽苑の前身の「名鉄犬山ホテル」が建てられる時に、この犬山の地へ移築されてきたのだそう。

 

その移築の際に、如庵が一番最初にあった京都の地の雰囲気を模して整えられたのが「有楽苑」なのだそうです。

 

令和の冷え冷えとした金銭事情や資本ため込み主義感からは信じられないくらいの、

壮大で浪漫に溢れた話ですね。

そういう地場企業や行政が「わが町に宝を!誇りを!」と地域を盛り立ててくれるような、豊かで文化的な時代を生きてみたかったような気もします。


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この門の中に如庵が!


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おぉ!これが、如庵!

 

…いえ、違いました

 

私はこの母屋風の建物が如庵だ!と勘違いしたまま近づいて、

縁側にあった「如庵→」の看板でようやく、


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こっちの↑小さい副家屋みたいなのが如庵だと気付きました。

茶室だから。そうか、小さいものだよな、と。


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如庵は一般公開されていません。

事前予約制で限られた日だけ公開しています。

しかも、日によっては予約開始と同時に、など、何か月も前に予約が埋まってしまうらしく、なかなか観るのが難しいようでした。

 

 

三光稲荷神社

如庵、もとい有楽苑を出て、ぼーっと犬山城へ向かいます。

この時点で16時でしたが、16時半が最終入城なのでまだ間に合いそう。

 

城門までの坂を登っていると、

奈良の寺社ばりにアピールしてくる神社があります。

犬山城近道!」という看板がちらほらと。

 

その看板の先に進めば、明らかに神社の本殿に向かう鳥居を潜らせようとしてきています。

私はひとりで思わず笑ってしまいました。

「ふふふ、ならばその誘いに乗ってやろうではないか」

悪代官を捕らえる奉行がむしろ悪代官に見えるシーンさながらの気持ちで鳥居をくぐり進みます。

 

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本殿前、

「縁結び絵馬」

「銭洗の泉」

と、パワースポット推しが強い(笑)

お稲荷様がハートまみれだし。

 

「お稲荷様は繊細でとても怒りっぽいよ」と祖母から教えられてきた私は、

ここに手を出していいのか、お稲荷様はこの銭ゲバ感にお怒りではないのか?

ハートではなく、本来は油揚げを奉納しなくてはいけないのでは、

と躊躇してパワースポットへの参加を見送りました。

 

…断じてお金がもったいないわけではありません。ええ、もちろんです。

 

とはいえ、絵馬を見る限りは

たくさんの人がこんなに参加してて結果幸せそうなので、

ここのお稲荷さまはこのお祭り騒ぎを楽しんでいるのかもしれませんが。

 

 

犬山城

確かに若干近道だったけど、

割と段数の多い階段だった稲荷神社を抜けるとすぐに城門が見えます。

 

ちなみに、

稲荷神社より隣の針綱神社の方が正直近道なのと、

なんなら近道するより、正規ルートが階段じゃなくて坂道だから歩きやすいです。

 

三光稲荷神社は映えスポット感があるのでオススメですが、

楽に犬山城に行ければ良い方は正規ルートがオススメです。

 

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この日2つ目の国宝。

 

城門には受付があって、

入城料を払ってチケットを購入します。

 

リトルワールド&犬山城明治村&犬山城犬山城&城下町の資料館、なんていうお得なセット券が色々あります。


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あいにくの曇天。

犬山城を撮ったら、イケてるカップル(多分)も一緒に撮ってしまってますね。。


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とんでもなく急な階段を登り続けると、

見晴らし抜群の天守閣に辿り着きます。

この日は、ご覧の通り曇っていて、見晴らしまあまあでした。


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天気が良ければ名古屋城岐阜城も見えるとか。

平野のど真ん中にあって、確かに要衝なんだろうなと感じました。

 

夕暮れが重なるとより綺麗そうです。

 

 

この日はこれだけ。

犬山駅近くのお店で夕飯を食べて、ホテルに帰りました。

 

 

 

2日目

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ふたたびの曇天(笑)

今日は名古屋市内に行く予定です。


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朝ごはんに和食膳を選んで、とんでもなくお腹いっぱいになりました。

こんなに朝から肉や魚を食べたのはいつぶりだろうか…。


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犬山遊園駅に向かう傍ら、

綺麗なもやが木曽川にかかっています。

 

 

大阪市科学館

犬山遊園駅から名鉄名古屋駅へ、30分程度でした。

地下鉄に乗り換えて伏見駅で降ります。

 

徒歩15分くらいで大阪市科学館へ辿り着きました。


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お目当てはこの巨大なプラネタリウム

日本最大級だそう。

 

昔近くに住んでいたから行った相模原のJAXA横の相模原市立博物館のプラネタリウム(ながい!笑)の大きさにはびっくりしましたが、

多分こっちの方が大きいんだろうな。

 

私は上映の1時間前で観覧券を購入できましが、

日によっては午前中のうちに夕方までの全ての上映の観覧券が売り切れるらしいです。

 

キャパが大きいのでプラネタリウムの入場が始まってから全員入り切るまで10分くらいかかってました(笑)

 

中に入ると、並び椅子ではなくて個々にすこしずつ距離を空けてある椅子が並んでいます。

快適なうえ、視界に隣の人が入り込まず、見える範囲がほぼ全部星になって没入感があります。

そしてちょうど良い室温とちょうど良い暗さ、ちょうど良い椅子の寝具合と心地よい学芸員さんの声色で、

私は深い眠りの世界に誘われました

 

 

 

名古屋大学

その後、私は名古屋大学へ来ていました。

なぜ名古屋大学へ来たかというと、

単純に迷ったからです。

 

名古屋市科学館から徒歩で東山動植物園へ向かう途中、

本来曲がってはいけない方角に曲がりました。

 

そして、目の前に広がる名古屋大学

 

「間違えた!絶対こっちじゃないぞ」とひとり呟きながら、

気づくのが遅く、戻って道を曲がり直すには遠い位置にいました。

 

でかいな、これがトヨタパワーなのか、と名古屋大学にひねくれた感想を抱きつつ、

構内を突き抜けて東山動植物園に向かうことにしました。

 


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豊田講堂。たしか。

安田講堂的な重厚感なので、ここでも安保闘争したのかな?いつ建設されたか知らないけど。

 


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名古屋大学を抜けると、

名古屋高速東山換気所のひとつがでーんとありました。

 


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ここらへんは高級住宅街みたいです。

和風から洋風まで、いろんなビッグ邸宅が立ち並んでて歩いてて楽しいです。

 

 

東山動植物園

ようやく到着。

出入りする人がほぼ居ないレアな上池門から入園します。

 

入り口で係員さんに強くタワーとのセット券を薦められ

タワーも行ってみるか、と交渉ごとには怠惰な私は薦められるままに購入しました。


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上池門から見えるスカイタワー

あれ、ひょっとして遠いんじゃない?

と今更気付きました(笑)

 

 

植物園ゾーン

とにかく、私が見たかったのはこれ。


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国指定重要文化財の温室


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上池門のすぐそばにあります。

 

温室内は重文のガラス温室の裏にもう一棟あり、さらに分棟がいくつもくっついていてかなり巨大でした。

 

気になって仕方なかったのは、

誰かが盗掘した植物のあった場所に置かれたパネル

「はやくもどってこーい」なんて、担当の方の悲しい叫びが書かれています。

 

いつも世話をしていた植物が居なくなっていたのに気づいた時、

担当の方はどんな辛い気持ちになったでしょうか。

 

果たしてアイツは、こんな盗掘なんてする奴の元で幸せに過ごせているんだろうか?

枯れてしまっていないか、ちゃんと世話はしてもらっているか、、

可哀想に、知らない場所で震えているのでは。

 

そんな風に担当の方が悲しんでいる様子(妄想)が私の爛れた脳内を駆け巡りました。

 


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地域性豊かな展示に散らばる、独特な感性の置物や飾りたち。

 

たまに、

この植物の本来の自生地ってこんな置物のある地域で本当に合ってる?

と疑問になるゾーンがあります。

見どころです。

 

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飾り方の見本、みたいな展示もあります。

 

温室内はそれなりに花も咲いていて色とりどりに綺麗でした。

 

 

冬に豊かに色づいてそうなゾーンが温室以外にないので、

温室を見終えたら動物園側へ移動。


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途中で遠くから温室の全貌が見えそうなところがあったので、立ち止まって写真を撮りました。

でもやっぱり木が邪魔だなー。


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と思っていたのに、

もっと先に進んだら、ちゃんとしたフォトスポットが(笑)

 

ここからが圧倒的に綺麗ですね。

 

 

 

動物園ゾーン

特に見たいものはなかった(というか、調べてなかった)ので、

タワーに向かいつつ動物を見る感じで進みます。


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キリンさんもいるよ。

 

アシカが「ア"ー」って鳴いてる声が何処にいても聞こえました。

 


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これはきっとシャバーニじゃないけど、

ひとりでのんびりご飯食べてました。

 

シャバーニには人が群がっていてよく見えなかった。。

あとツシマヤマネコとシロクマも人が群がってました

 

 

スカイタワー

温室から計30分くらい移動して、

長ーいエスカレーターを登るとスカイタワー。

 

動植物園から一旦出て、スカイタワーに入り直すって感じでした。

スカイタワーに入場する前に動植物園の門があって、

そこを通る時に係員さんに動植物園再入場券をもらいました。


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4階も5階も展望室になっていて、どちらも景色は同じくらいいいので、空いてるほうの好きな階で観たらいいと思います。


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曇ってましたがとても綺麗に街が見渡せました。

入園時に言われるがままにタワー付きのチケットにして良かったです。

 

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そして、名古屋城は見えない

ちょっと悲しい文言のテプラが貼ってあります(笑)

 

帰りは再入場券を使って動植物園へ再入場、

実は超楽しみにしていたななめエレベーターに乗って、正門から出ました。

 

 

名古屋駅周辺

ナナちゃん
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帰りは地下鉄で名古屋駅へ。

なんとなくナナちゃんを見に行きクリスマス感を今更感じつつ、

なんとなく名鉄百貨店に入りました。

 

夕飯はバル的なところで軽く済ませて、ホテルに帰ります。

 

 

ホテルへの帰路

そして本日二度目の道間違い、ならぬ乗り間違い。


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名鉄名古屋駅同じホームから違う方面の電車が出る、って事前情報をチェックしてたのに、

なんとなく乗って間違えました。


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清洲を越え、、

清洲の名前を車窓から見て

清洲会議のとこね。ん、清州って、、方向違うんじゃ?」

と、大里かどこかの駅で乗り間違いに気づいて降りました。

 

そのまま岐阜まで気づかなかったら、岐阜で折り返して犬山に戻ってたのかな。

ルー大柴的に言うと「トゥーロングなトレイン」になるとこでした。電車好きだからそれでもいいんだけど。

早めに気づけて良かったです。


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ホテルへの帰着は遅めになりましたが、まだ犬山城は煌々としていました。

 

犬山城のライトアップは22時までみたいです。

 

 

 

3日目

今日は晴れるらしいのでリトルワールドに向かいます。


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朝食は昨日の腹持ちを考慮して、洋食プレートとビュッフェを選択。

結局ビュッフェで昨日と同じくらいお腹いっぱいになりましたが(笑)

 

 

犬山駅まで移動

Google先生で経路検索したら犬山駅までは徒歩20分と出たので歩いてみることにしました。


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ルート途中にレストランとして活用されている有形文化財奥村邸がありました。

 

犬山駅の中を抜けて東口へ向かい、

リトルワールド行きのバス停へ。

 

30分おきくらいにバスが出ています。

10時頃の混み具合は、少し座席が余る程度でした。

 

バスは名古屋の交通系ICの確かmanacaだけは使えるのですが、それ以外は利用不可。

なので、1000円札を車内の両替機で崩して運賃の600円を準備しました。

 

 

 

リトルワールド

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念願のリトルワールド!

よく見るとLittle Worldの文字の上の段右から2番目の「l」の人だけ手首くねってるけどなんでだろう?

 

この先にリトルな世界が広がっているのでしょうか。この旅行一番の私の気になるスポットで超楽しみです。

 

事前情報によると、

3時間あれば園内を見終えられるくらいの規模とのこと。

15時くらいに犬山に帰ってのんびりホテルステイするかなー。

と、悠長に構えていた私は、とんでもない失敗を犯すのです(笑)

 

 

まず、入ってすぐの資料館の資料の多さがすごい

これは大阪の民族博物館レベルのクオリティかもしれない、と予想外で驚きました。

 

そして、係の方から、

「このリトルワールドにあるのは、学芸員15年かけて集めた資料と建物なんです!」と。

 

リトルワールド開園はほぼ東京ディズニーランドと一緒で、今は丁度40周年目なのだそう。開園前に学芸員さんたちが世界各地を巡ってあれこれと収集して来たんだそうです。

 

建物は、

現地から解体して移築したものか、

現地の材料を運び、大工さんや内装さんを呼び寄せて作ってもらった

とのことでした!本物への熱意がすごい!!

 

あれ、リトルワールドだからてっきり原寸よりすこし小さい建物が並んでるんだと思ってたけど、リアルサイズなんですね…!

という私の勘違いは置いておいて、、

 

その熱い想いに打たれ、

展示をしっかりと観ていたら、資料館だけで一時間以上かかりました(笑)

 

 

資料館を出て屋外展示へ。

石垣島の家やアラスカのネイティブアメリカンのテントやロッジ、南米の富豪の家を見て、

ナマケモノティッシュケースを購入した私。


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続いてはアルザスの街ゾーン。

中世貴族の服を着たご年配の方が陣取って写真撮影をしていました。

ええ、綺麗な服はテンション上がりますよね。

 

そんなおり、が舞い始めました。

次第に強くなる雪

全然晴れてない(笑) 天気予報氏に物申したい!

雨じゃないだけまだましかもですが。


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続いてアルベロベッロ

 

建物から出てきた若い女性が小躍りしながら「ケ ベッラ!」と叫んでいました。

 

昔、第一回をたまたま見たら生徒役の人がすっごくいい人で面白く、

3日坊主の私には珍しく最終回まで全部見きったNHKイタリア語会話の番組がフラッシュバックします。

この子、イタリア語で「なんて綺麗!」とか叫んでる。ノリノリじゃん。

リトルワールドには、人を踊らせる、いや、人の心を躍らせる何かがあふれている。

 

でも踊り切れない私は、

アルベロベッロは男性名詞だから「ケ ベッロ」では?、

いや、家=カーサ、だと考えればカーサは女性名詞だからベッラであってんのかもなぁ

とか大変しょうもない理屈っぽいことを考えながら内部を見学しました。

 


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昼はみなさん (通りがかりの人が口々に言っていたので気になった) オススメの、

アフリカ館のワニ肉料理を頂きました。

鶏肉とか白身魚的な味わいで柔らかくて美味しかったです。

他にもバッファローエミューのお肉もありました。

 

 

ワニを食べて満足し、アフリカの巨大な家を見おえたころ、

「リトルワールドは冬は16時閉園ですよー。16時以降もしばらく門は空いていますので、ゆっくり歩いて帰られてください」

と、声を掛けられました。

 

ん?今何時?

…今、15時40分。

あれ、もう閉園なの?まだあと1/3残ってるんだけど!

と。私は驚愕しました(笑)

 

ここで、当初3時間で見終えるとのレビューで安心しきっていた私の大失敗が判明するわけです。

明治村でも同じ失敗をしていたのに、再び私はやってしまいました。

「屋外展示の博物館ではレビューの倍は時間がかかる私」を見落としていました。なんか日本語変だけど。

 

とはいえもう時間はありません。最後にお土産も見たいし、もう門まで直行一択です。

うわー失敗した!次いつ犬山に来れるかなぁ。開園と同時に来るんだったよ!!

脳内は後悔の嵐です。

 

 

そんななか、同じく私の前を門まで歩く2人組(男性)が。

片方は袴風の和ゴスな服装で、裾がひらついています。

裾から見える生足

 

いや、めっちゃ雪降ってるのにすごいなぁ。しかも多分見きれなかった仲間だろうな。

寒いから急いで回ってた人が多かったけど、ここに強者が!

と、私の心は少し凪ぎました。ありがとう、和ゴスの人。

 

ちなみにもう一人の男性はめっちゃ普通の服でした。謎が深い。

 


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本当は中まで見たかった「月山の家」。

雪とのコントラストが自分が本当に月山地域に居るみたいですごくよかったです。

 

色々見残しがあるので、また行かねば。。

 

 

お土産について

ちなみに、

出入場口にあるお土産店は一番品数が多いのですが、

各ゾーンにあるお土産物店にあっても出入場口のお土産店にはないもの多いように感じました。

 

なので、各ゾーンのお土産物店で「ほしい!」と思うものがあればそこで買っておくのが無難です。

逆に、各ゾーンのお土産物店にはないけど出入場口のお土産店にはあるもの、もたくさんあります。

 

 

園内バスについて

リトルワールドには500円の1日園内バス乗り放題のチケットがあるのですが、私は今回は使いませんでした。

ぐるりと一周する予定なら、各建物間は徒歩2~3分程度ですし、バスを使うことはない気がします。

 

ただ、

お土産を買いに遠くのゾーンにバスで戻る、とか、

ざっと見た後にもう一度詳しく見たいと思ったゾーンにもう一度バスで戻る、というパターンはあるかも?

と思いました。

 

 

見学時間について

私みたいな、詳しく展示を見て、各家をしっかり見て回るようなタイプの方は、

開園から閉園まで丸々かかる、

と思っていた方がいいかもしれません。

 

各ゾーンでゆっくり食べ歩きたい、各ゾーンで衣装を着て撮影して回りたい、という人も丸一日かかると思います。

 

 

その他情報

資料館の方から聞いた話だと資料館の展示も少しずつ変えているそうなので、

リトルワールドに何度も行かれている方も、資料館をもう一度見てみたら知らない展示物があるかもしれません。

 

中に入るなら靴を脱ぐ必要がある建物もいくつかあるので、

(日本・アジアの建物とトルコの建物に入る時が脱ぐんだったかな?)

脱ぎやすい靴がいいかなと思います。

 

 

本当に世界旅行しているような、

多分リトルワールドを楽しんでから紀行番組でリトルワールドに建物があった地域が出てきたら「私ここに行ったことがある!」と言いたくなるような(笑)、

そういう素敵なテーマパーク・博物館だと思います。

 

とにかく、たくさんの方に訪れて楽しんでいただきたいです。

 

 

帰りのバスは、

冬(12~2月)の平日は閉園20分後の16:20が最終なのでお気を付けください。

冬の土日祝16:50が最終です。

 

この日はこの土日祝ダイヤの最終バスで帰ったのですが、

待っていた人はぴったり全員座れました。ありがたい!

 

 

犬山駅に帰還して行きと同様に徒歩でホテルへ。

ホテルのバーで軽食を食べ、誰もいなかったのでフィットネススペースを堪能し(笑)、

そんな感じで、この日は終了。

 

 

 

4日目

最終日は、今度こそ晴れ!の予報です。


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雲はいい感じなので、今日こそは晴れるはず。。

 


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3日目に撮り損ねた洋食+ビュッフェの朝食。

左のワンプレート皿がボリュームがあって、これだけに見えてもおなか一杯になります。

欲を言えばビュッフェにスープがほしい(笑)

 

 

ホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらい、

1日目にもやっとしていた犬山城天守閣の景色に再チャレンジします。

 

 

再び犬山城

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おお!さすがに今日はいい天気なんじゃないか!?

 

受付で犬山城と城下町資料館周遊チケットを購入して入城。

朝10時頃だったのもあってか、人も少なく、割と空いていていい感じです。

 


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初日よりやはり景色がよく見えます!

 

うーん。門のところで緑に発光しているのは何だろう。

うろ覚えですが、ブラウン管テレビ時代の色合いの緑、、ウルトラマンが縮んだ時みたい(発光してませんでしたっけ?)。

 


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木曽川も穏やかで、連日の雨や雪でか水量多めですね。


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時間があれば川向こう(岐阜)も行ってみたかったですが、それは次回に持ち越したいと思います。


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城からホテルが見えます。

いつもホテルから城を見ていたので、逆なのが不思議な感じ。


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城の中には各階に展示があって、犬山城の歴史や、犬山城主やその配下の方々の品が展示されています。


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階段は傾斜60度くらいあります。一段が大き目でかなり急。

 

犬山城下町

周遊券を買ったので、城下町を巡ることにしました。


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門構えが立派な、でも中に入ると現代的な建物のバームクーヘン店。

 

城とまちミュージアムf:id:akkarine:20231219131518j:image

犬山城から一番近い資料館に入りました。

城とまちミュージアム


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歴代のしゃちほこが展示されています。

館内の展示は基本的には撮影NGっぽかったですが、ロビーとこのしゃちほこは撮影OKみたいでした。


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ロビーには昔の犬山城下町のジオラマがあります。

違いすぎて、今いる場所がこのジオラマではどこにあたるのかしばらくわかりませんでした。


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メダル!

メダルはたまに見ますが、この左の機械はなに??


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メダル刻印機だそうです。古そう。

昭和~平成の過渡期生まれの私は知りませんでした。こんなのあるんだ。

レーザー刻印じゃなさそうだし、熱で溶かすのかな?

 

 

からくりミュージアム

犬山祭の山車にはからくり人形が乗っているそうで、

先ほどの「城とまちミュージアム」のお隣のからくりミュージアムには様々なからくり人形が展示されています。

 

私は茶運び人形ファンなので、見られるなんて感激!!と超テンションアップしました。

 

が、

残念ながらこの日は平日だったので、10:30と14:00の2回しか実演しない日でした。

1回目は終わっちゃったし、2回目を見たら飛行機に乗り遅れそうなので、もう仕方ない。

これも次回に持ち越しです(笑)

土日祝は1日5回実演しているそうです。

 

展示されているからくり人形の動きは、展示パネルにあるQRコードを読み込めばスマホで該当youtubeが開いて見られるのですが、

なんかやっぱり実演が見たいんですよね。なんでしょうね。

 

 

旧磯部家住宅

むくり屋根が特徴的で主屋は幕末に建てられたとされる、国の登録文化財の住宅。

入り口は普通ですが、奥が長い。


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かなりしっかりと復元作業がなされていて、一億円以上をかけて当時の姿を取り戻したのだとか。

 

建物も面白く、奥に行くとある整えられた庭や大きな蔵にも驚きますが、

一番驚いたのは、奥の蔵?の2階にあった展示の内容。

 

犬山駅周辺の開発の話がかなり興味深いです。

「東側を開発することにして、城のある西側は古い街並みを残そう!」と地元で話し合ったのに、西側に出来てしまった15階建てのビル。

「なんで開発してんの?!」と荒れる地元、みたいな話。

 

なるほど、

犬山駅西側は落ち着いた住宅街で大型店舗が見受けられなかったのに対して、東側が賑わっていたのはそういう理由なんですね。

少子化社会で人口減なのにでっかいビルをたくさん建ててたら、近い将来に持て余すと思います。

 

 

どんでん館

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犬山祭の山車が飾ってある資料館です。


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各地区ごとに決められたテーマがあって、山車のからくりはテーマに沿ったものが乗っているらしいです。

長崎くんちみたいですね。

 

 

周遊券の資料館を全部見終え、城下町ゾーンの端っこまで来ました。

あまり利用されていない風ですが、すごく年季の入った渋くて素敵なビルがいます。f:id:akkarine:20231219131416j:image

耐震の問題は出そうだけど、大開口でかっこいいですね。

最近あちこちであるビエンナーレ系もよさそうですし、うまく使えばおしゃれなビルになりそうですが。

 

城下町でお茶請けで一服後、

旅行最終目的地(私にとっては空港も目的地です!笑)の中部国際空港セントレアへ向かいます。

 

 

中部国際空港

とりあえず、ホテルに戻って荷物を回収します。

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いいホテルでした。

犬山に来るならまた泊まりたいです。

 

今回は犬山城木曽川ビューを見ましたが、あと有楽苑ビューとスタンダードがあるみたいです。

スタンダード客室の景色はどんな感じなんだろう。成田山ビューかな?気になります。

 


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帰りは犬山遊園から金山で乗り換えて中部国際空港へ、全部ミュースカイ利用です。

快適で追加料金はたった360円なのですごくおすすめです。

 

券売機では席は選ばず、通路か窓側席かだけで「窓側」を選択しました。

どうやら、どちらにしてもうまい具合に隣に誰もいない席にしてくれるようです。

 

愛知はスタッフの方のいい感じの気遣いが素敵だなと思いましたが、

ミュースカイ券売機までこんなに気遣いができるとは!すごい!!

 


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向かいも誰もいないし。すごいしっかり設定されている。

 

JR九州は、適当に「通路側」とかを選ぶととんでもない座席になることがあります。

一度、めっちゃ空いてる座席群の中、となり(窓側)にすっごく弁当を広げ食べてる人がいる席に突撃させられたことがありました。

誰も来ないと思っていたのか、私の指定席に荷物を広げていらっしゃる。気まずいし、申し訳ない感がすごかったです。

本当にお前の席はここなの?って顔してたし。

 

思い起こせば、、

私も逆の立場になったことがあって、その時多分すっごくいぶかしげな顔でここがあなたの席なの?本当に??みたいな表情をしてしまった気がする。申し訳ない(笑)

 

まぁそれはいいとして。

座席も配席もミュースカイの快適さがすごい、という結論ですね。

 


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ほんの1時間くらいで中部国際空港に到着しました。

 

快適さに胡坐をかいてしまい、

行きは見れたが、帰りは布袋大仏を見損ねました。

 

 

中部国際空港航空会社ラウンジ

中部国際空港の国内線にはJALANAの共同の航空会社ラウンジが1か所あります。

手荷物検査をくぐってすぐ右手ですね。


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座席数はそこまで多くなく、室内に数列椅子が並んでいるのと、画像のようなテーブル席がありました。

テーブル席は10席ちょっとくらいだった気がします。


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そしてコンセントはこのテーブル席にしかなさそうでした。

 


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飲み物はビールとコーヒーメーカー、パックのお茶と紅茶だったかな。

おつまみは梅柿ピーと石チョコでした。

 

室内では搭乗待合ゾーンで流れるアナウンスが聞こえないのですが、

各航空便の状態(行先とか搭乗開始しているか、など)が示されたモニターがあります

 

一応受付の方が、

各搭乗便の搭乗が開始されてしばらく経った頃に(誰か該当者がいそうな場合だけかもですが)

「〇〇行きの〇時の便のかた、残っていらっしゃいましたらお声がけください」

と確認に来られていました。

 

 

帰りの飛行機

帰りはANAを利用しました。

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久々のボーイング737。うわぁ、苦手なんだよなぁ。

ボーイング737と777は狭いし、耳が痛くなるしで苦手なんですよね。


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USBは座席下にありました。

機内wifiが起動するくらい(飛行が安定したくらい)にこの電源も充電でき始めました。

 



 

あっという間の4日間でした。

 

天気も読めなかったし、あまり予定を決めずにうろうろした旅行でしたが、

結局のところ毎日ぎゅうぎゅうになっちゃいましたね。

時間的に厳しそうでも行けそうなら行ってしまう癖が出てしまった気がします。

 

犬山はまだ、

桃太郎神社とか、時期的に今回は無理でしたが鵜飼とか、

みどころは色々あるのでまたほかの場所も楽しみに、再訪問したいと思います!